【公文 社長】不易と流行。時代に合った「流行」を取り入れる
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社長の『流行に対応できなければ大切な不易すら守れない』
この言葉で俄然興味を持ち一気読みした公文式OGです。
いま教材を見返すとベクトルやら微分やらこれをどう小学生の私が説いていたのか皆目検討がつかないのと今解けといわれても解けませんが笑、思い返すと得たものはこれだなと思うのは以下。
①毎日机に向かい一定量自宅学習する習慣 継続性
②H が終わればI Iの次はJと教材レベルを上げることを目標とし、アルファベットごとクリアしていく達成志向
③解の公式を叩き込み他の類似例題をサクサク解く難題のパターナリズム。
大学すら私立文系受験ですが、この三つは今の自分のエレメンツのなかでも特濃です。一時の流行も本質的な時代の変化も一見同じように見えます。この2つの見極め、とくにキャッチーなフレーズでまとめられるとき、結構難しいと思います。ジョブ制なんかもそういうところがあると思うのですが、表面的な流行の底に何があるかを考え、意志をもって行動しろというメッセージと受け取りました。
公文教育研究会の社長・池上秀徳氏の連載第6回です。
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「やっててよかった公文式」のキャッチコピーで知られる教室を展開する公文教育研究会。たった一人の高校教師の指導法から生まれたメソッドは、今や50を超える国と地域に広まり、日本発の強力なソフトコンテンツになっている。
2015年に同社初のプロパー出身社長として就任した池上秀徳氏は、創始者・公文公氏から直接薫陶を受けた経験を自身の経営哲学に昇華させたという。
今に至る原体験、創業の精神を受け継ぐトップとしてのあり方、グローバル企業が目指す「KUMON」の未来について聞いた。(全7回)
■第1回 世界400万人が学ぶ「公文式」はこうして生まれた
■第2回 仕事人生の基礎を築いた2年間の研修
■第3回 教育とは、教育者とは何かがわかった
■第4回 新規事業に参加すると、社内で重宝される
■第5回 教材は、子どもたちがつくるもの
■第6回 不易と流行。時代に合った「流行」を取り入れる
■第7回 「生きる力」を育む学習法を世界中に広げていく