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ただこれは自身が人との繋がりや同窓の意識をオフラインで経験してきたから、そう思うのであり、やはり今後はオンラインでもどうやって人との繋がりを深めるのかを前向きに考えていく必要がありますね。意外と子供を見ていてもオンラインで当たり前のように同じ空間にいる子供どうしと繋がってコミュニケーションしています。オンラインにおけるファシリテーションによっても参加者どうしのつながりは変わるので、ファシリテーションの工夫が大事なスキルになるのではないでしょうか。
授業だけであればオンラインで十分だと思いますが、広い意味での学生生活をどうとらえるかにもよると思います。つまり余白の部分。アメリカの学生は猛烈に勉強し、オフは派手に遊ぶあるいは旅に出る、インターンで働く…などメリハリある生活をしている印象です。そこから構築される個人的な関係、雑学的な知識も大切ですし、対面授業での議論の“熱感”も大事だと思います。
レベルは違いますが…子供を現地校に通わせていた時、保護者会でアメリカの教育の優先順位の変遷みたいなプリントを見せられました。たしかTime誌からの引用だったと記憶しますが、昔は「学力」が1位、でも今は「チーム内の問題解決力」を重視、と担任に言われ、金槌で殴られたような衝撃を受けました。
チームビルディングを学ぶ視点からもハイブリットな形で「対面」はあるといいですね。コロナ対策、入国制限の行方次第ではありますが。
留学はどの様な形態でも人生を変えるきっかけになります。僕の場合は仕事から得る経験も物凄く重要だったので、オンライン留学で併走することはプロジェクトファイナンスという世界でジョブ型キャリアを目指すために必要な「助走」になりましたし、現職への転職にも繋がりました。
ニューノーマルの世界で副業やリモートワークが社会現象となる中、学業という「副業」をリモートで疑似体験して本業と併走することは理に適っていると思います。やり方は変わりましたがネットワークも構築できると思います。今後の世の中は対面でがっつりと話し合う局面に加えて効率性をより求められる世界になると思います。
ご参考になれば幸いです。
「英語が苦手ならむしろチャンス」のところはないとは言いませんが、とくにビジネス系では聞いているだけではだめで、発言してなんぼの世界なので、その分覚悟が必要と思います。フリーランチはありません。
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何を大学の価値とするかによります。大学の価値を「知識の習得」だと考えるのはもう古いと思います。
オンラインだと学びの質が下がるという意見は、「オンラインだと人は心がつながらない」、「信頼関係を結ぶことができない」、「密にプロジェクトを進めることができない」といった前提に立っています。実際は、そんなことは全くありません。日本でも、緊急事態宣言が出て休校になってから、高校生のオンライン課外活動がとても盛んになっています。
また、オンライン教育やテクノロジーを駆使することにより、学生の教育体験/価値を最大限引き上げることができます。オンラインになると「価値が下がる」と考えるのは教育に対する古い考え方に基づいた意見のようにも感じます。
が、よく考えると当時みんなが使ってた便利なオンライン授業カタログを作ったのも、人気の学内マッチングサービスを作ったのも、現役学部生でした。その問題解決力で、オンラインになったらなったで学生たちがソリューションを生み出してくれるんだろうなと期待してます!
「オンライン授業の良い所もある」「オンラインでも工夫すれば価値は生まれる」なんていうことは言うまでも無い話で、トレードオフがあるだけです。
先日の特集でもあった様に、「年間500万円以上の学費を100%オンライン授業に払う価値があるのか」というのが論点です。記事に登場される方の中で100%オンライン留学を経験した人は一人もいないですよね。
https://newspicks.com/news/5165923?ref=user_1400096
ちなみに、「狙い目かどうか」という話で言えば、アメリカのトップMBAの応募者数は増加しています。不況になるとビジネススクールでやり過ごそうとする人が増えるからです。確かに留学生の数は減っていますが、競争の観点でトップスクールに日本人が入り易くなっているかというと、良く分かりません。
ちなみに私の場合はそこまでビジネススクールで学んだ時の人脈を大事にしていないので、もったいないパターンだと思いますが、記事でコメントされている方同様、学習だけならオンラインで充分だと思います。