【入門】世界が名を知る「歴代3総理」は誰か
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確かに安倍さん、まだオバマさんが大統領の時期にトランプさんを訪問してましたね。
あの時は、思い切った行動する人だなぁと、ビックリしたことを思い出しました。
あの突撃訪問が日米関係を良い方向に持っていく布石になったかは、誰にもわかりませんが、国民として安心感はありました。あの時は、トランプ大統領は無茶苦茶な破天荒キャラだったので、心配していたものです。
注目のコメント
タイミングがすべてでした。
金曜日の安倍首相の退任発表から、地政学的には日本に注目が集まる重要な数日間が続きました。
ポスト安倍に一体何が起きるのかに考えをめぐらせる一助として、日本のグローバル化に大きな役割を形成した中曽根氏と小泉氏の過去の二人の首相を振り返り、これからの日米関係に何が待ち受けているのかを解説してみました。
安倍とトランプの関係はパーソナルでユニークなものでしたが、日米関係はこれまで以上に強固なものとなっていますし、誰が首相、もしくは大統領になるかに関係なく優先されていきます。
だけど、今こそみなさんが多くのことを考える機会になればと思っています。世界といっても広いので、例えば中国なら、日中国交正常化の田中角栄はベスト3に入るでしょうね。次の後継首相でいえば、菅義偉氏は、中国にはかなり安心できる候補でしょう。石破氏や河野氏よりも望ましいのはもちろん、岸田氏よりもベターでしょう。中国から見れば、菅義偉氏は、最もツーカーの関係をつくりやすい候補者です。
小泉、中曽根の両名がだいたい世界中で最も知られているし、それは彼らが日本人としてはパフォーマンスで際立っていたから、というのはそうでしょう。外交PRは、パフォーマンス能力がものをいいます。
しかし、日本人がいくら逆立ちしても、毛沢東やカストロにパフォーマンス能力で敵うわけがないです。日本人はだいたいが朴訥で、内輪で話を決めようとします。仮に、日本人の中からそういう能力の人間を選ぶなら、石原莞爾のようなタイプになり、日本社会には大惨事になります。
日本社会で望まれるのは、パフォーマンスで突出し過ぎず、内輪で調整する能力です。韓国なんかも、あれだけGDPが伸びても、世界で記憶されている大統領などいないでしょう。朴正煕ほどの功績のある人でも、東アジア研究者などでなければ外国人は知らないでしょう。日本も韓国もそういう国です。
日本の外交は、政治家個人のパフォーマンスよりも、日本の製品が自分たちの生活を良くしたとか、医療制度の構築に協力してくれたとか、知る人ぞ知る範囲で、日本という国の好印象を広げるしかないでしょう。東南アジアでは、福田ドクトリンや通貨危機の時の新宮沢構想は、知る人ぞ知る、決定的に重要な政策です。日本という国自体の印象が世界中で良くなれば、それで良しとするべきでしょう。それ以上の役割、日本が世界の安全保障や国際経済体制を主導するのは、パフォーマンス力も必要ですが、無理です。次のリーダーに求められる資質は、グローバルな行動を取れる、日本人としては破天荒とも思われるぐらいの資質。中曽根、小泉、そして安倍。日本人であることをポジティブにとらえ、アメリカ大統領との関係をうまく口実にしていた…という視点はうなずけます。さて、ではこうした見方からすると次は誰がグローバルに通用するのか。アメリカの次期国務長官が誰になるかにもよりますが、次の内閣の外相というのも破天荒な行動力が求められるかも。流れが決まった総裁選、少し早いですが次の組閣のポイントとして注目したいです。脱線しますが…アメリカの国務長官の日々を描いたCBSのドラマ「マダム・セクレタリー」をシーズン2まで見ましたが、ロシア、中国は頻繁に登場し、日本の外相が出てきたのは1回。あと日本関連では、Fukushima,Tsunamiのキーワードがありました。