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新型コロナ、世界を未曾有の食糧危機に-食品廃棄の一方で飢餓急増

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    しわ寄せは弱者へ。今年は新型コロナウイルス、異常気象による水害や干ばつ、蝗害など、複数の要因が重なったことで世界の食料安全保障が大打撃を受けました。SDGsの目標2(飢餓をゼロに)の達成についても、7月の国連のレポートで達成が困難となるおそれが指摘されています。

    世界の食料システムの脆弱性の解消が必要です。異常気象による農作物被害は残念ながらこれからも起こると考えたうえで、適応策を加速させるしかありません。また、コロナの影響による外食産業の余剰生鮮食品を食品小売店で販売するというチャレンジが各所で行われたものの、輸送や包装のマッチングがうまくいかなかったという反省を活かし、外食・小売を分断ささせずにしなやかに対応する仕組みへ向けた見直しも必要だと思います。

    なお、本記事で指摘されているのは「ロックダウンによるサプライチェーンの遮断」「外食敬遠による食材需要の消失」「経済の失速による消費者の購買力低下」ですが、このほかコロナの影響を受けた世界的な潮流として「持続性への配慮から地元産の商品への関心の高まり」「健康への配慮からオーガニック食品等の売り上げ増」が起こっており、元々長期的なトレンドであったものが加速したといいます。持続可能な食糧生産へ向けた意識の高まりについても、あわせて考慮する必要があると思います。


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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    これは深刻な2次被害です。
    今回のコロナによる貧困層の購買力の低下やサプライチェーンの崩壊に加えて、元々7億人以上が貧困に瀕している。
    また、最近はバッタによる被害も猛威を奮っていてコロナと同じく脅威です。中南米やアフリカを中心に4000万人以上が被害を受けていて、防除活動もまたコロナの影響で思うように進んでいない。このままだと穀物などを輸入している日本にもので影響が出るかもしれないので対岸の家事ではありません。
    国際社会としてはワクチン開発と共に協調して取り組んでいくことが大事で、FAOを中心に政府、国際機関、企業が結束して臨む必要があります。

    https://www.agrinews.co.jp/p51446.html


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    世界の食料生産は増大しているのに、飢餓は急増しています。特にアフリカ中部、東部のソマリアやマラウィから西部のブルキナファソなどにかけて広く飢餓の兆候が見られます。インドなど南アジアでも貧困層は飢餓に直面しつつあります。
     米国で小麦や乳製品が豊作で、国際市場価格が下がっていても、アフリカの貧困層には購入できません。国際市場価格が多少下がっていても、自国通貨が対ドルで40%下がれば、食料の購入は困難になります。経済の急激な低迷は、失業と所得の減少も引き起こしています。
     アフリカの経済の構造は、過去40年ほどで根本的に変わりました。世界銀行やIMF、グローバル企業がアフリカの農業生産を急増大させ、GDPを伸ばしました。ただし、増えたのは商品作物の生産です。欧米にカカオやゴマやコーヒー、落花生、バラの花等々を輸出するようになりました。伝統的に自分たちの小規模農業でつくっていた穀物はタイやオーストラリアなどから輸入するようになりました。この過程には、欧米だけではなく、タイや中国、日本の大企業も関わっています。
     今、商品作物の輸出は低迷し、自国通貨は下落し、タイ米やオーストラリア産小麦を輸入できなくなりました。その結果、特にサハラ以南のアフリカに飢餓が迫っています。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    1980年代にエチオピアなどのアフリカ諸国で100万人以上が飢餓で亡くなっていた時に、日本をはじめ先進諸国では飽食していた、というのはよく知られたことです。
     世界全体の農業生産が、全世界の人口が食べていくのには足りなくなる、ということは、まず起こりません。現在でも、世界全体の食料生産は、全人類の2倍の人口を養ってもなお余りあります。それでも世界のどこかで飢えて死ぬ人が何百万人も毎年出る、というのが経済の仕組みです。
    https://newspicks.com/news/5126008?ref=user_1125005


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