三菱ケミカルがジョブ型促進、「会社と従業員がともに成長する文化」目指す
コメント
選択しているユーザー
評価は5年後にどうなっているか次第ですね。
人事施策の効果は、仕組みの善し悪しではなく、それを使って実際に部下を評価し育成する上司ひとりひとりの行動次第で決まります。(現場の上司の責任という意味ではありません。)
会社でのキャリアは個人のキャリアの一部に過ぎないという考え方が浸透していくことは避けられないのに、部下のキャリア形成に会社が上司を通して関与していく図は、まるで学校の進路指導のよう。
注目のコメント
「社内公募は、10月に一部部署の担当者を対象に実施し、2021年4月には全ての異動対象に広げる。」とある。 これは、job posting と言って海外では一般的。 本人の意思で、自分の上司の許可なく応募でき そのポジションに採用されても、されなくても不利益な扱いはされないのが 約束。
優秀な部下を「囲い込みがち」な上司にとっては辛い制度。
部下の成長や希望を叶えるために、どうサポートするかが上司の評価になる。今日本で起きているジョブ型議論の基本型のような着地点。
過去の価値観を言語化しているのも社員からすると変化の方向がわかりやすいですね。
ポイントなのは、会社都合でキャリア形成してきた上司(そうでない人も必ずいますが)が部下の主体的なキャリア形成をリードできるのか。上司の価値志向の枠を広げる手伝いも必要そう。