【通貨安】コロナがもたらした新興国の苦境
NewsPicks編集部
183Picks
コメント
注目のコメント
今年に入って対ドルで下落が目立つ通貨は、南アフリカ・ランド、トルコ・リラ、ブラジル・レアル、メキシコ・ペソあたりです。ただ、中東あたりはドルとのペッグ制にしている国も多いです。
この中で、対外債務の金額が単純に大きいのは、ブラジル、メキシコ、トルコの順になりますが、債務返済能力を見るには、債務の対GDP比や近年の債務の増大率など、いろいろな要素を見る必要があります。これらの国はいずれも対外債務の対GDP比は増大してきていますが、特に増大率が著しいのは、南アフリカとトルコといえます。
もっとも、世界には対外債務の返済能力がもっと危機的な国があり、返済能力が破綻するのは、レバノンやパキスタンといった国が先でしょう。それから近隣の地域大国に波及していき、さらに中南米や中東への債権が多いスペインやイタリアの銀行が打撃を受けるでしょう。そうなると、他の先進国にも波及します。今週のグラフィックは、各国通貨の対ドル騰落率です。改めて各国通貨を比べてみると、新興国の通貨安がはっきり見えてきます。新型コロナ感染拡大が要因なために、終息するまで見通しが立たない所も難しい所です。
新興国の先行きは予測しづらいので、当然なのかなと思います。
一方で、仮想通貨や金を安全資産と考える人が増えたので、投資先視野を広げる必要がありますね。
というか、中国人セコくね。グローバル化しなくても、自国に需要がありすぎる。鎖国しても生き残れそうだな。