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仏ヴェオリア、スエズ株29.9%の取得提案-全株取得も視野

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    ヴェオリアとスエズは競合関係にありますが、どちらも上水事業から廃棄物分野やエネルギー事業に踏みだし、現在は多国籍総合環境サービス会社となっています。既にヴェオリアは世界一の規模ですが、株式取得が実現すると、これまで150年以上蓄積してきた巨大資本がさらに拡大し、世界市場における存在感が一段と増すことになるでしょう。水・廃棄物・エネルギー分野全てに言えることですが、目先の利益を追わない事業投資・設備投資ができる会社は、やはり強いです。

    日本の廃棄物処理・リサイクル業者は中小規模の企業が大多数であり、静脈産業メジャーに匹敵する規模の企業は存在しません。ヴェオリアなどの欧州メジャーを見倣い、海外展開を通じて成長をさせよう、優れた技術をもつ事業者を適正に評価する仕組みをつくって育成していこうという動きがこれまでにありました。欧州メジャーを意識した事業者同士のグループ化や包括連携協定締結なども、近年いくつも起こっています。

    欧州メジャーの、水・廃棄物・エネルギーを総合的に管理し、巨大資本を使って社会インフラの構築から攻めていく戦略は、やはり優れていると思います。一方で、規模の拡大や事業の多角化・他拠点化を目指して欧州メジャーに対抗することは日本企業にとっては非常に難しく、海外展開による事業拡大も必ずしもうまくいっているわけではありません(成功事例もありますが、日本のビジネスの延長線上のイメージです)。

    今後の日本の事業者の身の振り方としては、規模ではなく技術的なところを突き詰めるか、日本のローカルルール(例えば廃棄物処理に関する個々の複雑な法体系)を利用して日本市場を防衛するか、欧州メジャーとうまく協力してビジネスをやっていくか、といったところが現実的な解となるのでしょうが、いずれにせよ彼らと規模で張り合うこととは別の対策を考えることが必要だと思います。


  • 株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役

    ちょっとびっくりの大規模M&Aですね。この分野もどんどん寡占化が進みそうです。

    水やプラスチック、廃棄物処理がこれからの大きなビジネスになることはもちろん間違いないのですが、同時にこれらは市場原理だけではおそらく解決できない、解決してはいけない側面も含んでいます。

    効率化は歓迎するのですが、それが環境や人々を痛めつけることがないように巨大企業をどうコントロールするのか。通常の事業の寡占化以上に注意しなくてはいけないですね。


  • バッテリー スペシャリスト

    3大水メジャーのうち英国テムズウォーターは独国RWEに買収され、仏国2社のヴェオリアとスエズが持ち合うように。植民地時代の水ビジネスの名残は消えて行きますね。

    新興国は国と地方の二重行政や癒着などもあって、旨味のあるビジネスでも無いですから、O&Mに強みがあっても利益には結び付かない。

    島嶼地域への分散型逆浸透膜水源開発とかの方が、カートリッジの交換で儲けられそう。淡水化もどこまで普及するのかコスト次第でしょうし。

    メジャー2社が持ち合っても、中国内陸部など新しい市場を開拓出来なければジリ貧かもしれません。


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