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【解説】アメリカ、名門大学の「価値」が消えていく

NewsPicks編集部
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  • 株式会社gamba カスタマーサクセス

    留学についての選択も変わってきているのか。確かに、オンラインで受けるならばわざわざ高い学費を払ってまで海外には行かないと思う。特にいま、udemyやYouTubeなどでも良質な教育コンテンツがあるので。このコロナをきっかけに、学生にとって多様な選択が生まれたら嬉しいです。


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    米国が20世紀に一強たりえたのは、世界中から貪欲に最高成績の学生、研究者を集め続けたから、というのは、異論がないところでしょう。移住も可能で、成功者には地位も富も与えられました。ユダヤ人を排除したドイツに替わって、米国はユダヤ人を受け入れ、第2次世界大戦に勝利しました。
     それでは、米国は後ろ向きで閉鎖的な国になったのかというと、そう単純でもありません。まず、新型コロナウィルスの流行で、授業がオンライン化して、入国が難しくなっているのは、全世界共通です。
     留学先の多様化というのは確かに起きていて、最も台頭著しいのは、中国です。中国では、日本よりもはるかに多い、50万人の外国人留学生が、学位をとるために留学してきています。米国は、やはり学費があまりにも高くなっています。
     ただし、中国が、米国と比べて、外国人に気前よく地位と富を与えるか、国籍を与えるかというと、そんなことはありません。中国に留学すれば、一帯一路に乗ってアジア、アフリカの各国でチャンスがあるかもしれませんが、あくまで中国企業に使われるだけです。
     今なお、米国は世界のほとんどの国よりも外国人が就職しやすくて、開かれた国です。
     米国にとって、留学生を受け入れるということの意味も変化しました。学位をとるために留学してきている外国人120万人の内、30%は中国人、15%はインド人です。米国は冷戦中、将来のパワーエリート候補を世界中から米国の大学へ留学させることで、影響力を広げました。米国は中国人留学生を受け入れ続けることで中国を変化させることができるのかどうか、確信が持てなくなったのでしょう。
     よほどの変わり者でなければ、大金を積んで先進国へ留学して学位をとるのは、自国のパワーエリートになることに直結しているか、さもなければ先進国へ移住するキップになるからです。その意味で、日本人が米国へ留学する価値は比較的少ないです。米国の大学が、そういうチケットとしての価値を持ち続けているかというと、相対的には価値は低下しているでしょう。これは、米国の国際的な影響力の問題であり、各国の内政の問題でもあります。今や内向きなのは世界中がそうで、インドの首相もブラジルの大統領も、フィリピンの大統領さえ、留学の経験など無く、大衆との近さをアピールした方が権力につながる時代です。


  • NewsPicks NY支局長

    世界中の才能を集めていたアメリカの大学にピンチが訪れています。年間500万円もざらの学費はそのままに、すべての授業はリモート。なによりトランプ政権が、全リモートの大学への留学生は全員帰国させる令を出したことで(現在は撤回)、総スカンを喰らいました。

    その最前線をQuartz(https://qz.com/japan/)がレポートしています。


  • ヴァイオリニスト / Smilee Entertainment CEO

    米国大学に行ったことの強みを振り返れば、やはり学生の多様性。米国は他国の大学と比べても特に様々なバックグラウンドの学生がいることから、米国のカルチャーのみならず他国・他地域のカルチャーも、クラスメイトや教授を通して学べるというのが本当に大きかったです。

    オフラインでの偶発的出会いが消えた今、「大学行く価値がなくなった」と嘆くよりも、まず「大学キャンパス以外でどうやったらその環境・コミュニティを作り出せるか」を考えてみると、良いヒントが見つかるのかもしれません。オンラインでただ学びの部分を補うだけでは、大学として充分ではないでしょう。


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