「地球外生命、期待できる」天文学者が試算結果から推論
朝日新聞デジタル
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これ、面白いのは、統計的に考えて地球に生命が誕生してから現在まで生命が存続し続けられた確率を15%と弾いている点。つまり僕やあなたが今ここにいてこうしてNPを読んでいるのは、サイコロをふって6が出るくらいの確率ということ。地球が全く経験しなかったファクターもあろうから、これは確率の上限と考えた方がいいかもしれない。
もしかしたら、生命の誕生自体は宇宙でそれほど珍しくないのかもしれないが、高等生物にまで進化できるのは相当に確率が低いことなのかもしれない。
ちなみに元論文はこちら。時間がなくて読んでいませんが。
https://www.nature.com/articles/s41598-020-69724-2興味深い研究。惑星がハビッタブルゾーンにある、というだけで知的生命体の存在可能性を議論するのはあまりにも解像度が低い(常温の水があれば細菌などの生命が存在する可能性は高まるが)。この研究のようなリスクや他にも宇宙線など生命の存在を脅かす様々な要因を考慮するべき。
>引用
『津村さんは化石のデータから、数千の海洋生物属の絶滅の規模と頻度を分析。最も起きやすいのは、生物の5%程度が消える小規模なものだった。また、すべての生物が消え去るような巨大な天変地異が起こる確率を300万年で0・15%と推定し、地球に生命が誕生してから約40億年で全生物が絶滅しない、つまり生物が生き残れた確率は15%だったと算出した。』