ハラスメントで退職検討10%超 若手教職員、全教が調査
コメント
注目のコメント
数値の高さにゾッとしました。
一方で、ざっと調べると全教の加入率は4%余(もう一つの教職員の組合組織の日教組が25%余)で、対象がこの記事からは組合員なのかそれ以外も含むのかわかりません。従って、代表性については若干の留保が必要かと思います。ハラスメントの経験を実際にしたから組合に入った、という方も少なからずいらっしゃると思うからです。
しかし、少なくないハラスメントがある事自体は間違い無さそうですし、そもそも多くても少なくても問題であることには変わりありません。非常に多いならば、それが何によって生み出されているのか明らかになる事を願います。元々学校の教職員の労働環境は非常に悪く、この改善が基本であるとは思いますが。
加入率の高い日教組はこうした調査を実施しているか、また、組合に入っていない教職員の調査も知りたいものです。企業の従業員に対するアンケートと比較してどうなのかは気になりますが(3年で3割辞めてる時代なわけで)、感覚的にはイメージとそんなにズレてないかなと。
企業と比べてマネジメント構造が鍋ブタ式でマネジャー(校長、教頭、教務主任など)が見ている人数が多いことや、目標設定が曖昧なこと、ハラスメントを相談できる窓口が不明確といった、学校組織特有の構造を前提に質問項目を作らないとあまり示唆的なデータにはならないと思います。
大雑把な傾向把握だけでなく、より詳しく原因の把握をする追加調査があると良いように思いました。その点、自由記述のコメントには色んなヒントが含まれているはずです。
元データこちらです。
http://www.zenkyo.biz/modules/zenkyo_torikumi/detail.php?id=783教員が幸せでないと子供も幸せにならないと思います。
ちゃんと機能しているヘルプラインや内部告発の仕組みはないのでしょうか?
記事にある性的関係を迫るとか明らかに悪意のある行為は論外なので個人を特定して処罰が必要で声をあげられる環境を早く作ることが必要でしょう。
また企業でも同じですがそもそも業務量が多ぎることにも起因して発生するパワハラなどは環境作りに加えて各教員への負荷などの教育制度全体の問題も見直す必要があると思いますがこれは時間がかかりそうですね。