世界はとっくに脱炭素社会へ……それでも日本が石油・天然ガスを使い続ける理由とは
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注目のコメント
石油や天然ガスに依存するという日本のエネルギー政策をより強固にするため、脱炭素プロジェクトを支援するという構図なのですね。
確かに欧米の動きに対して、日本の再生可能エネルギーの利用率は大きく後れを取っています。日本では再生可能エネルギーの調達コストが高く、どのようにその実効性を高めるかが課題となっていますからね。砂漠地帯の中東では地下から天然ガスを掘り出して発電するより、太陽光(熱)発電の方がコストが安いんですね
〉カタールでは、太陽光発電のコストが火力発電のコストを大きく下回っている。今回も総事業費はわずか500億円であり、同じ規模のLNG火力発電所の建設コスト(約1000億円)と比較すると圧倒的に安い。
〉皮肉な話だが、中東各国にとって、地面の下に眠っている石油や天然ガスを使うよりも、太陽光発電を行った方が有利というのが現実なのだ日本の高い人口密度、原発の実質廃止の方針、火力発電燃料は輸入必須の状況を考えると、カタールの状況としてもなぁという印象。とくに再エネ導入できる土地がない事がツラい。
日本のアキレス腱であるエネルギー施策の当面の安定のためには、石油・天然ガスの調達を確実にするのはやむ無しだろう。平行して太陽光・風力にこだわらず、日本に適した再エネとその関連技術をコスト低減も含めて確立していくのが、現実路線だろう。