安倍辞任、アベノミクスの2つの大罪
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注目のコメント
「成功した、と思わせることに成功した、ということだ」
「政策の成功については、評価基準がない。ベンチマークもない。唯一ある数字は、支持率だ」
経済成長率は一つの目安にはなる。民主党政権時代のGDP成長率の方が高いがそれはリーマンショックからの自律回復があった2010年の高い成長率が貢献している。しかし、アベノミクスのイメージをよくした最初の2013年も震災で遅れたリーマンショクからの残りの回復分に過ぎず、安倍政権トータルの経済成長率はリーマンショック前の数年に比べれば見劣りする。
「その手段は株価上昇に的を絞り、とにかく株価を上げることを優先」
考えられることは、年金と日銀からの公的資金であるが、海外の市場に連れたのが大きいのではないか?トランプが株価上昇を自らの経済政策の手柄にした時に、ポールクルーグマンは「株価は経済ではない」と批判した。
「成長戦略は成功しなかった、というよりも実質的には何もなかった」
「日銀の異次元緩和と同様に、米国も欧州も量的緩和を行った。しかし、日銀と彼らが決定的に異なったのは、米国も欧州も量的緩和の出口を準備したうえで、緩和を行った」
欧米はいくらか金利をゼロにまで下げる余地があり、足りない分を量的緩和で長期金利を下げた。アメリカは時間がかかったが元々インフレ率が高めだったので、利下げの効果が出た。ヨーロッパはマイナス金利に舵を切った。日本は最初からゼロ金利だったし、マイナス金利もやっていないようなものとなっており、量的緩和など焼け石に水で出口などあるはずはない。■安倍政権のおかげで、株価が上がった。
【あれっ】株価って企業の実力と人気ランキングで決まるのでは無く、政治で決まるんだ。
常にそう言う裏の背景があると思っている人が多いから、株に関わらない人が日本には多い、のかも。
【追記1】時価総額の世界ランキングとかでは、安倍政権は、どんな貢献をしたのだろう?調べてみるのも面白い。
【追記2】お金を注ぎ込めば株価操作が出来る、そう言う事を意識して実行した政権。
だからこそ、いろいろな操作(統計操作、マスコミ操作、公文書改竄破棄など)も意識して行った政権、と言う見方も出来る。