【暦本純一】AIと人類の未来を問う最大の論考『LIFE3.0』を議論しよう
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初めて開催する「アプトプット読書ゼミ」では、特別ゲストとしてソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一さんをお招きします。
これから迎えるAI時代は、人間と機械との関係がこれまでとは異質になり、その全貌は誰もわかりません。こんな「正解なき時代」に求められるのが、自分で問いを立て、自ら考える力です。
今回のゼミでは、この思考力を『LIFE3.0』を教材に、読書と参加者同士による「対話」から磨きます。
体験会も開催しますので、ご興味のある方、ぜひご参加ください。https://newschool-newspicks.hubspotpagebuilder.com/trial-session7正解なき時代の思考力を身につける、がコンセプトの「アウトプット読書ゼミ」特別ゲストの暦本さんに、今回選書いただいた『LIFE3.0』の魅力について語っていただきました!
https://newspicks.com/news/5184212/body/?ref=picked-news_9598
「LIFE3.0」というと軽いタイトルに見えますが、
LIFE1.0——ハードウェア(物質;肉体)とソフトウェア(情報;脳機能)の両方が、設計されるのではなく進化する生物学的段階
LIFE2.0——ハードウェアは進化するだけだが、ソフトウェアの大部分は設計できる文化的段階
LIFE3.0——ハードウェアもソフトウェアもデザインされる技術的段階
というこの定義こそ秀逸です。
「LIFE2.0」は「身体」という物質に制約を受けるわけですが、AIはその物理的制約すら乗り越える知的存在となる可能性がある。
そして、そうなった暁には、人類とはまったく異なる目的をAIが持つ可能性すらあり…
壮大なというシナリオを、安易な「AI脅威説」に陥ることを慎重に避けながら、誠実に議論しているのがこの本のすごさです。
体験会(記事中リンク)もありますので、ぜひ!本は読んでないので、内容は不明だが、
【問い】AIが一つのものとして、捉えられている。それは本当だろうか?
人間の場合、同じ様な教育を受け、同じ本を読んでも違う意見を持つ。何故なら、一人一人価値観が違うから。
全AIが一つのものとして存在し得るという事は、全員が同じ価値観を持っているのと同じ。
つまり、立場が違っても一つの価値判断しかしないという事。
そんな共通で単一の価値観しか持たないAIが、現実の変化する状況に太刀打ちできるとは思えない。
一回のミスで絶滅してしまう可能性の方が高いのではないか?
【追記】もし、別々の学習によって、別々の価値観を持つAIが存在し、決して単一の価値観には集約できない、
という事を認めるなら、それぞれ別々の意見を言い合う人間社会と同じ状況が発生するのではなかろうか?