【遠山正道】コロナ禍だからこそ、僕はアートの新事業を仕掛ける
NewsPicks編集部
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「会員制リゾートではないんですよね?」と取材中に3回くらい聞いた気がします。借りるでも買うでもなく、仲間の持っている建築物をみんなで愛でながら使って楽しむという、非常に緩やかなコミュニティを立ち上げるそうです(一部の物件については、購入したり、賃貸することもあるだろうとのことでした)。トラブルを避ける工夫や配慮は必要だと思いますが、人とのつながりを生かして何かをシェアするというのは、本来はこういうことなのかもしれません。
遠山さんにとって、アートを生かしたビジネスなのではなく、ビジネスというものはそもそもアートの一つの表現なのだということがよくわかります。
以前、インタビューをした時に、GINZA SIXで海苔弁を売り出した話などを伺ったのですが、今回のことにも通底するところには「普通に考えたらこうだけど、そこに意外なもの、特に、逆向きのものを投げ込んだら、面白い何かが立ち上がってくる」という考え方、スタンスのように思います。
単なる逆張りではなく、そこに、独自の面白さと独特な価値の発見をしていくところが、遠山さんの素敵なところですよね。(ある意味新規事業もそうですが)、「普通の経済合理性」って自分の知っていること、見えている範囲で計算されているので、それにこだわらないで新しいことをやってみる価値はとてもあると思いました。応募してみるかな。