東証続落、首相辞意で326円安 終値は2万2882円
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首相辞任で金融政策がかわるわけではないけれど、
現在の日銀の政策が、リスクプレミアムに働きかけることだったということであれば、リスクプレミアムっていうのはきわめて心理的なものも大きいので、やはりその部分が下落要因となるでしょうね。
とはいえ、今日の午後ですべてが反応したとは思えないので、来週以降引き続き下値を模索することになるかと思います。東京株式相場は安倍首相の辞任の意向伝わり続落です。
日経平均株価は326円安で3日続落、23000円割り込みました。
米国株はNYダウが160ドル高と続伸、パウエルFRB議長講演の「平均物価目標」を好感しました。
106円半ばの円安になったこともあり、今朝の東京市場は小高く始まり、底堅く推移しました。
17時に安倍首相の記者会見を控えることで様子見ムードも残り、一気の上値追いとはならないながらもジリ高を辿りましたが、14時過ぎ「安倍首相、辞任の意向」が伝わると、急転直下の円高株安となり、一時614円安まで売られました。
幾らか下げ渋りましたが、大引けへ再度売り直されるなど、波乱の展開でした。
週を通せば37円安で続落です。
米株高から23000円台に押し上げるも、今日の下落で帳消しです。
先ずは今夕の首相記者会見で新体制や政策の継続など確認したいところです。
来週は月末月初、米国でISM、ADP,雇用統計などが出て来ます。
首相が代わっても金融/財政政策の大枠は変わらないと見られますが、コロナで落ち込んだ景気の建て直しに、早速リーダーシップや政策手腕が問われることとなりそうです。