ゴーン追放劇の陰の立役者はいかに日産の遺産を打ち砕いたか
Bloomberg.com
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大河ドラマ「麒麟がくる」の明智光秀は「本能寺の変」が成功したから世に知られるようになった.世に知られるようになったから,そうなるに必要な(そうなるにふさわしい)原因として確執やらの謀反に至る物語を二人の間に求めてしまう.信長は生涯,26回の謀反にあっており,たまたま26回目の謀反が成功しただけ.因果関係を作り,物語化する後付け行為は人間の持つ誤謬の一つ.良く知られた確執などは何処の誰と誰の間にも存在し,もし仮にクーデターが失敗していたら特にどうということもなく,存在すらあったか分からないようなこと.
"18年前半のある時期にナダ氏は、日産とアライアンス企業のコンピューターシステムに侵入するため、ウェーブストーンという仏企業を起用した。日産のシニアITマネジャーらは、侵入を検知するまでこのプロジェクトについて知らされておらず、この動きに驚かされることとなった。
ブルームバーグが確認した報告書によると、表面上の目的は、同社のサイバーセキュリティー防衛体制を試すことだった。しかし、普段は日産のIT関連業務に携わることのなかったナダ氏は、これによってゴーン元会長の通信内容を閲覧することができるようになった可能性がある。"
個人的な行動だったのか。日本の司法当局と最初から共謀していたのか。
ナダ氏がシステム侵入テストをしたのが18年前半、内部調査が18年6月、経産省から天下りが入ったのも18年6月。恐らく、話だけは経産省に入っていて、保険のために人を送りこんだ。司法当局は内部調査の後に情報提供したと考えるのが自然か。
いずれにせよこの記事の中には日本人は殆ど出てこない。日産は日本のものではとっくの昔になくなっている。