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EV普及にらみ新車競争 ホンダなど、海外勢に対抗

日本経済新聞
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  • バッテリー スペシャリスト

    斎藤陽さんがKato Junさんが福山一哉さんのコメントをフォローしたコメントにフォローされたので、僭越ながら斎藤陽さんのコメントをフォローさせて下さいw

    リチウムイオン電池(LiB)のコスト構造は、斎藤陽さんが仰る通り変動費割合がバカ高いです。つまり現行のLiBを製造するだけなら付加価値は生み出せません。日本メーカー(SONYやAESC、Panasonicも?)が撤退したのはそういったシンプルな話です。また別の特徴として、半導体のようなムーアの法則が成り立ちません。

    原材料がSiに定まってからも、実装密度を上げることで半導体は付加価値を生み出して来ました。しかし、LiBの場合は市場に普及する価格帯に落ち着く為に原材料を探索している段階なのと、仮に定まったとしても半導体のように生産技術によって機能を向上させる方法が有りません。

    つまりSONYの西さんや吉野先生がLiBを商用化してから、LiBの事業構造と競争軸は変わっていないと言えます。

    一方で、半導体・液晶・有機EL・太陽光発電であった投資競争も違った側面が有ります。韓・中LiBメーカーが投資によって生産量を増やしていますが、LiB製造のスタンダードすなわちドミナントデザインが定まっていない段階でLiB製造に投資をするのは事情が異なります。

    全固体電池は製造方法が全く異なりますので、今までのLiB製造投資を無にする可能性も無くはないのですが、全固体電池にそれほどの性能UPは見込めません。この辺話し出すとキリがないのでやめますが、日の丸デバイスの負けパターンとは異なる技術的な観点に賭けているのがバッテリーだと認識して頂ければありがたいです。

    そして大手メーカーがR&Dするよりもベンチャーの方が選択肢を開拓しやすい面が多々あるので、実は皆さんご存知ない海外ベンチャーは数多有ります。しかしこれがまた怪しい。。不確定要素は有るものの、詐欺まがいのところも多いというのも業界事情です。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    福山さんのコメントと併せて(ありがとうございます!)。
    そのうえでこの記事を見て想起するのは、半導体・液晶・有機EL・太陽光発電・リチウムイオン電池。いずれも技術で先行し、生産・量産などでは先行したが、普及期に入っていくところで投資・マーケティング・政策補助などで負け、規模の競争を突っ走り切れなかった。
    自動車と電気では、求められる耐久性能の違いなどから普及の時間軸は構造的に長くなるとは思う。日本車がBig 3とのシェアを縮めていったのも数十年という時間軸だった。それでも、過去の歴史が繰り返さないようにというのは、20年以上前から開発・販売をしていた他の物から思うこと。

    <追記>おー、議論が盛り上がっている!皆様、本当にありがとうございます!
    個人的には、変動費は一定そうだとは思いつつ、安全性による産業の時間軸が上記の通り最大の違いだと思っています。
    変動費は、例えば液晶は化学材料の塊(原材料よりプロセスが付加価値ではありますが…)。またピークの頃の太陽電池もシリコン確保がキー(そして長期契約した後値下がりしてコスト不利に…)。現実として、変動費が多いながらも、LiBのコストは年率20%で減少を継続(下記、色々なグレードがあり現実は一様に議論すべきでないものですが)。
    規模の経済は世の中一般の期待とは異なり皆様と似た期待だと思うのですが、生き残れるかという観点で投資をどれだけの規模でできるかの競争に現在はシフト。そこを投資に乗り遅れたのが過去の電機の敗戦の歴史で、技術開発とあわせて投資競争で負けないことが必須だと思っています。
    技術という観点では専門ではありませんが、例えばレアアース問題が起こってその後ほとんど使用しなくても磁石性能が担保されたなど、必要に応じて技術が進化を可能にすることに、根本的には楽観論を持っています。そこはMatsunagaさんがコメントされているドミナントデザインを決めに行く競争や、決まっていない中でも盛り上がってどこまで投資に踏み込むかにも大きく関わる点だと考えています。液晶も、反応速度や黒色の再現性など当初では予想されなかったような性能が、研究開発と投資が一気にされて達成されました。
    https://bit.ly/3b1KduC
    <追記終>


  • Global Electronics Company

    日本メーカーはEVの波に乗り遅れているというが、
    実際は20年前から開発、販売をやっていた先行者です。

    こちらの資料は7年前のものですが、電気自動車の歴史から
    Well to Wheelでのエネルギー効率の概念など、
    ここ数年言われている事がそのまま書かれている。
    https://www.chusanren.or.jp/whatsnew/next_vehicle_2013/pdf/engineer/car_electronics/car_electronics04.pdf

    こちらは10年前の記事。
    各メーカー、2003年からのカリフォルニアでのZEV規制対応のため、電気自動車の開発に力を入れていたが、
    バッテリーのエネルギー密度や価格の面から、実現が困難だったため、この規制は骨抜きになった。
    http://www.npo-rjc.jp/forum/detail.php?No=18

    20年前に、日産のハイパーミニという挑戦的なEVがありました。
    専用設計の車両、高効率モーターの採用、
    リチウムイオンバッテリーの採用、
    インダクティブ充電(非接触充電)、
    シティーコミューター。
    今の電気自動車に当てはまるコンセプトズバリです。
    残念ながら、時代が早すぎたのと、
    専用充電器込みで400万円、充電に時間がかかるというデメリットは払拭できなかったようです。
    https://www.jsae.or.jp/autotech/1-79.php

    日本メーカーは、この経験をベースに今の競争に挑んでいるのです。
    今の市場シェアを握っているのは後発組ですが、
    先行者の戦い方はこれから繰り広げられるのでしょう。


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