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4週平均で見た数字は微減ないし横ばいの傾向であり、過去3か月間の劇的な改善から明らかに違うフェイズに入っております。別記事でpickしているように、消費者マインドの低位定着は雇用・賃金環境が戻って来ないとの見通しに立っており、それがいずれ個人消費にリンクしてきそうなことを思えば、イニシャルクレームこそが米経済で今一番着目すべき計数かもしれません。
グラフで見るほうが分かりやすいのでいくつか…
永濱さんのコメントと併せて比較してみる。

【週間失業保険申請数】
ピーク:687万(4/2)
ここ4週間ほど:約100万
金融危機:約65万(2009年2~5月)
https://jp.investing.com/economic-calendar/initial-jobless-claims-294

【継続申請】
ピーク:2491万(5/21)
直近:1454万
金融危機:約655万(2009年6月)
https://jp.investing.com/economic-calendar/continuing-jobless-claims-522

【雇用統計の失業率】
ピーク:14.7%(4月)
直近:10.2%(7月)
金融危機:10.0%(2009年10月)
https://fred.stlouisfed.org/series/UNRATE
まだリーマン時ピークの65万件より多いです。
雇用回復基調は鈍化してきました。ここからは経済の正常化の進捗が問われるところです