【佐渡島庸平×中山淳雄】情報過多の時代のコンテンツ論
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コメント
注目のコメント
ニッチなコミュニティに深く刺したほうが、広い層を浅く刺すより永続最終的に大きくなる。今回の話が一番好きな議論だった。
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あえてフォロワーを増やさない。そのあいだに、自分の作家としてのテーマを決める。それでフォロワーの質を似せていくようにしたほうが勝てるんじゃないか。
ドラァグクイーンという、派手に女装するゲイの人たちがいるでしょう。レディー・ガガは一番初めに、ドラァグクイーンの小さいコミュニティの中で、彼女を知らない人がいないという状態を1回つくったんですよ。
5万部、10万部、安定的に売れるように、コミュニティをゆるやかに大きくしていって、まず2万部が3回繰り返せたあとに、5万部を目指す。
5万部を3回繰り返したあと、10万部を目指すのならいいんです。でも1回ドンと、一発目で10万売れても、そのうちの8割くらいは、「実は著者の名前を知りませんでした」みたいな人たちだからあまり価値がない。
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佐渡島さんのwe are lonely but not aloneが200名くらいのSNSコミュニティが育てて最後2万部売れたって話は目が開かれた核となるコミュニティを作る。そこでの施策を回していく。中山さん著『オタク経済圏創世記』は今年接した一番の名著で、コンテンツ関係者必読ですが、この対談はその次を行くヒントを与えてくれます。