オンライン教育、なぜ日本の教育現場で進まないのか。 「一斉休校」で浮かび上がった実態とこれから
ハフポスト日本版
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注目のコメント
取材いただきました。コロナによる休校で、子どもたちは学ぶ環境に選択肢があるとはっきり分かりました。寝屋川市の選択登校制の取り組みは、今後広がるのでは。子どもにとって選択肢があるのに選べないとなると、かなりの疑問が浮かんできますね。
直ちにオンライン化を実現した塾業界の講師たちの方が、この未曾有の危機にすら実現できなかった公立学校の先生たちより優秀なのかというと、それは全くない。
違うのは仕組みだけ。教育を届けられなかったら職を失うか、失わないかだけ。
つまりは仕組み改革こそが肝であり、組織論であり、政治マターなのだ。長年公立学校と関わってきて分かるのは、反発は感じたり表明したりしても、決まったら決まった通りに真面目にきちんと実行してくれるのが、学校の先生方だ。オンライン授業は同時双方向型とオンデマンド型があるわけですが、スタディサプリはまさしく質の高いオンデマンド授業を展開している。
今後、コロナの第二波やコロナに類する事象で休校を余儀なくされた時に備え、子どもたちの学びを止めないためにも、スタディサプリのようなオンデマンド型の教育がどんどん広がることを期待したい。
ただし、藤原和博さんも仰っているとおり、オンデマンド型の授業は高い偏差値の子どもたちに一番フィットしやすいことは容易に想像できると思う。やる気を持続するのが難しいのだ。そして、何よりもインプットベースの教育になってしまう。
だからこそ同時双方向型の授業の開発を進めていかなければいけないのだが、オンラインで同時双方向型の授業を展開する上で適切な人数は最大10名であり、35名学級で編成されている学校現場はここが苦しいですね。