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新材料「ゴム×プラスチック」に大反響、夢かなうかブリヂストン

日本経済新聞
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  • 製造業 Marketing Manager

    ノーチェックだったが、非常に面白い。プラスチックフィルムとゴムの両方の特性を取り入れるというとウレタンフィルムとかも似た特性を持っているような気もするが。。。

    (以下本文抜粋)
    サシムはブリヂストンが開発した希土類金属のガドリニウム化合物*1を重合触媒にして、プラスチック系モノマーとゴム系モノマーを共重合させたポリマー全般を意味する。同社が2018年5月に発表した「High Strength Rubber(ハイストレングスラバー)」は、そんなサシムの第1弾だ。くぎを刺してもなかなか穴が開かなかったり、熱を加えると傷を修復できたりする特性はサシムの特性バリエーションの1つとなる。
    *1 ガドリニウム 原子番号64の元素(Gd)。希土類金属の1つ。
    同社によると、ハイストレングスラバーの耐亀裂性は天然ゴムのおおよそ5倍以上、引っ張り強度は1.5倍以上、耐摩耗性は2.5倍以上だったという。
    通常のゴムは先端が鋭利なくぎを押し付けるとすぐに穴が開いてしまう。サシムは局所的に力がかかっても、均質に分散したプラスチックの分子が破断に堪えるのでなかなか穴が開かない。一定の温度に達すると溶けて融着する熱可塑性もプラスチックに由来する特性の1つ。一部が破断しても熱を加えれば融着して修復される。含有するプラスチック分子の長さの調節により融着温度も任意に調整できるという。
    熱可塑性は成形性の高さにもつながる。プラスチックと同様に押し出し成形やプレス成形ができる。例えば、フレーク状にしたサシムを型にはめてプレスするとシート状に成形できる。こうしたレベルなら、従来のプラスチックやゴムと同程度のコストで成形加工が可能だ。


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