入閣待機組60人やきもき 首相の改造判断を注視―自民
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こんな状況下で当選期数にこだわり、「在庫一掃セール」をやっている余裕があるのだろうか。海外で30~40代の閣僚・首相が当たり前に抜擢されているのを見ると、ため息がでるばかり。
長期政権のもとでの内閣改造・党役員人事は回を重ねるごとに、難しくなっていく印象があります。現実的な政権のアジェンダが明確なうちは、偏った人事が行われても求心力が維持できますが、多くの人がそれなりに理解できる明確な打ち出しがないまま人事を行っても、不満が増幅されるだけです。政界はジェラシーに満ちています。人事の前に、「何をする内閣なのか」というコンセプトが何より重要です。
政治家を交えた懇親会のことを思い出します。もう30年ほど前の話です。組閣人事の特ダネ合戦に何の意味があるのかと、私たち若手が声をあげました。すると大先輩たちは「人事はニュース。昔は警察署長の人事を抜くのが仕事だった」と返し、あぜんとしました。その中で「永田町も新聞も総理を頂点にした人事をみんなが追っているんだ。それがニュースだ」と言われたことを思い出します。転職でステップアップするのが当たり前の世代があります。一方で、永田町と霞が関では、年次をひとつ飛ばされると悲憤慷慨する時空が今も続いています。