少人数学級に96.6%が「賛成」 公立校の教員、本紙調査
教育新聞
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そりゃそうだ。今までの40人がもう時代に合わない。
かつてのように、しつけは全て家庭でやってもらえて、いじめは当事者とその親の話し合いで片付いて、学校で学んだ知識は何十年も古びなかったら40人でも行けます。
でも、もうそうじゃない。大量生産の工場労働者を育てるモデルは通用しない。個別化・最適化された、新しい時代を生きる人材を育成しなければならない。20人ならいけるかもしれません。
人を増やしてください。切実に通常時でも40名/クラスもただでさえ多いと感じていることでしょう。
教育が行き届くには少ないほうがいい。
そのためには教員数増が必要。
そのためには働き方をかえなければならない。
コロナ禍で文科省からの通達で今年度の指導内容は今年度中に行われることが望ましく、保護者への丁寧な説明をせよとなれば本当に忙しくなる。説明くらいは一括で誰かが行えないものか。学校教育が「1対多数」すなわち教員からの指示指導の通りに全生徒児童が動く、という時代だったから40人学級が成立していたのです。
個々へのきめ細かい対応が前提になった今、特に義務教育段階では、その半数、まさしく20人学級が限界でしょう。