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【座談会】学費600万円、全てオンラインはアリなのか?

NewsPicks編集部
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  • 社会人

    個人的には、あくまでもコロナ前の大学で用意していたカリキュラムという商品に対しての価格なので、見直しは必要かと思います。


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    フェリス女学院大学/ 二期会 教授/ 声楽家

    私が教えている大学も3校とも前期期間中ずっとオンラインのみでした。後期も私の授業は全部オンラインと決まっています。もとよりオンラインでの授業を前提としたクラスは良いですが、そうでない場合、学生のみなさんのお気持ちを考えると胸が痛みます。

    前期私が教えていた一つのクラスは、海外からの留学生が多く、日本に戻って来られていない人も多数いました。私の授業は午後13:00-だったので、時差的に本当に夜中になるアメリカの学生さんから相談を受けたりもしましたが、どうしようもないし…なんとかオンラインでも得るものが多いようにと工夫は色々しましたが…試行錯誤で、全てがうまくいくわけでもなく辛かった。

    大学側も大変でした。一校は大学がおおきいこともありオンライン移行当初は、大学のサーバーが繋がりにくくなるなど設備から足りない状況でした。しかし短期間で改善されIT部門の働きがあったのだろうと想像し、心の中で感謝していました。

    大学も学生も辛い状況を打破するには新しいツールを使うからこその体験を作っていくしかないと思います。それは現場で教壇に立っているものとして、ノウハウを共有したり、なにをどうするのがさらに良いのか考える毎日ですが…なかなか「これは」という回答も見えにくい。しかもオンラインってものすごく疲れるんです…昨日も7時間の授業や研修を行い、気がついたらもう寝ていました…色々考えたり動いたりやってはいるけど、まだまだ悩みながら進む日々が続きそうです。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    私のゼミにも今のほぼ遠隔の状況に対し学費に納得出来ないと話すゼミ生はいます。
    本学宛にも学費値下げの署名運動は既にこの騒動の初期から始まっています。

    私はかつてゼミ生にこのように話したことがあります。
    「私が学生の立場ならそうした学費値下げの運動に積極的に参加しただろう。私が教員の立場なら全力で止めにかかる。」と。
    実際には何か強権を持っている立場では(事実上含めて)無いので、説得するだけですが。

    山崎先生が仰せのように、出来るだけ平時に近い価値の提供をと多くの先生は確かに頑張っていらっしゃいます。ただ、お給料面に関しては違います。そして、それは本音ではお給料を上げることより、教員としての研究時間の確保を含めて費用対効果・効用の高い選択が出来ないことに対する嘆きと憤りと私は見ています。
    基本的には学費値下げが実現すれば、その原資を求めて経営陣はお給料に手を付けます。ただ、「教育と学内業務を除いた」時間に価値を置く教員の中にはそれで離脱を選ぶ人もそのうち出てきます。学費値下げはそれだけ内容の質の低下も招く選択だとは話して置く必要があります。

    今の対応には残念ながら持続可能性がありません。急なる対応である以上、教員側も模索しか無かったからです。そしてそれを実現できる時間も今回は無かったと言わざるを得ません。
    私は少し教育系の学会などに顔を出すこともあったので感じていたことですが、教育系での学会その他の知見は元々その外の、特に教育より研究重視の先生方にはあまり広がりを見せなかった面が強くありました。
    例えば経済系には経済教育学会という学会がありますが、そうした学会があること自体知らないという経済系の先生も少なく無かった訳です。

    だからこそ、今回のコロナ禍で全く未知の対応を強いられたという教員は少なくなく、これをこうしたいが…という相談ができる相手先も時間も限られていました。それこそFacebook等で知見のやり取りをする程度しか情報を集める方法が無かった教員もいます。

    だからこそ次もまた同じだけの時間をかけなくても良いように、という費用対効果を求める声は高かったと考えています。

    時間の不足は新たな知見を得る機会の不足に繋がります。
    大学教育の中期的な質は教員に「残りの時間を確保させられるか」という広い意味でのシステムにもかかっていることは忘れて欲しくないです。


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    「平常時と比較して得られるものが同じじゃないのに、今までと学費が同額なのは納得いきません。」

    あまり議論の対象になることがないので、つぶやいておきます。

    平常時と比較してできるだけ同じ価値が提供できるように、平常時の何倍も工夫され、議論され、苦労され、時間を使われて、疲労困憊しながらも笑顔で頑張っている先生も多いです。「給料を上げてもらえないのは納得できない」とおっしゃる先生は少なくとも私は1人も知りません。みんな、「まだ足りない。もっと学生に価値を提供できないか、安心させてあげられないか。どうやったら工夫できる?どうやったら蜜にならない?」ばかり議論されてます。

    (追記)
    私が申し上げたいのは一元的に「だからこう」という結論ではなく、記事化されない切り口もあり、もっと多面的・多角的に大局観をもって議論することも必要なのでは、ということです。

    (追記2)
    表現の修正


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