【出口治明】ZOOMだけでは「大学」は維持できない
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うなずきながら一気に読みました。コロナ禍にあたっても、私たちの国がいかに内向きかを痛感させられます。留学生を大切にするのは、日本のためだけでなく世界のためです。欧米に比べて感染が広がっていない日本は、そのメーンプレーヤーになれるはずだと教えられました。
以下、記事からテイクノートします。
「政府は制度上、ポーズとして再入国を認めるというだけではなく、PCR検査の拡充やビザの発行を含めて、留学生をしっかり受け入れる態勢を構築すべきです。
これは留学生の多いAPUのエゴで言っているわけではなく、世界から優秀な学生を連れてきて日本の国力を上げる国家戦略としてやるべきだと思っています」学生からすると自分の可能性を広げるチャンス。大学から見ると収益源でもあり、優秀な人材の獲得ルート。
さまざまな側面がありますが、今コロナの影響で自由な移動ができないなかで留学は厳しい状況です。
留学特集の第1回は、留学生が半数を占める立命館アジア太平洋大学(APU)の出口学長に、大学の状況や留学生を日本に呼ぶことの意味について語っていただきます。一理あると思いますが、APUのような理念を持った学校ばかりではなく、学校によってはほとんどが留学生で、その留学生も学びに来たのか働きに来たのか分からないような生活を送っているケースがあります。そんな確固たる意思もなく、ただ大学の維持のためだけに留学生をかき集めている大学は不要だと思っています。(現に日本人学生の母集団は減っているのに、大学の数は増えています)
門戸を広げるの一辺倒ではなく、ちゃんと吟味してもらいたいです。理想論かもしれませんが、日本に勉強しに来て、日本を好きになってもらい、将来も日本で働きたいと思ってもらえるようになればいいな、と。