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まるで預言者(プロフェット)のように、新しい時代のうねりをいち早く紹介するNewsPicksのインタビュー集。本質を見抜く視点を毎週つむいでゆくことで、ちょっと先の未来を覗こう。
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その意味で「適切に突っ込んでくれる人を近くに置く」の大切さに強く同意します。意識の高い起業家ほど暴走の確率も高いという発表もありました。耳の痛いことを言われるのはつらいからこそ、そこで差がつくのでしょう。
私も日々起業家にお会いする中で、①失敗理由が他責ではない、②失敗を客観的に振り返ることができる、③失敗理由の言語化ができる、という要素を持っている起業家はスピードは異なれど、着実に事業を成長させている実感があります。
一方で、①失敗理由が他責であり、②失敗を振り返る前に次の挑戦を始めてしまう、③失敗理由の言語化ができない、という起業家はスピード感はあっても何度も同じ失敗をしてしまう。
著名投資家のレイ・ダリオも「信頼性のある人とは、少なくとも3回は成功実績のある人で、どうしてそのアプローチをとったか上手く説明できる人」というように、なぜ成功したのか・なぜ失敗したのかを言語化できる能力は成功の再現性を高める秘訣といえます。
起業家と対話をするベンチャーキャピタリストは、佐俣さんの言う「メタ認知」を高めるコーチ的役割とともに、
対話を通して、「上手く失敗する方法」のトレーニングをする役割も担っているのかもしれません。
牛乳キャップを賭けてやっていたのだけど、中毒になるやつが出てきて、いつしか牛乳キャップに価値が出てきて、牛乳キャップをお金で買い取る人が出てきた(それが問題になって、ルーレットは禁止された)。僕は胴元として牛乳キャップを大量に持つようになり、時価ベースでは金持ちになった。
けれど、その時こうして人は中毒になり、ゴミに価値が生まれ、自分が金持ちになるのかと思った。
ちなみに、ルーレットが禁止されたので、その後「日本の伝統の勉強です」と花札を新たに流行らせようとしたが、ルールが難しすぎてまったく流行らなかったのもいい勉強になった(笑)
以下の内容はスタートアップに限らず、上場会社の経営チームにも同じ事が言えると思います。
適切に突っ込んでくれる人を近くに置くことです。
一方向に突っ走る起業家の一挙手一投足に対し、「それは本当に意味があるか?」と問いを投げかけてくれる人。
社内での新規事業ではあまり見かけないけど、起業家あるあるだね。起業家にはいろんなことに興味を持っている発散系の人が多いし、周りの起業家仲間でうまくいってるのをみて焦りすぎちゃうんだろうな。でも起業家として成功するのは、発散ではなく集中してやり抜くタイプ。色々やりたくなる気持ちはわかるんだけどね。
経営してるととんでもない事は沢山起きますよね。。
僕は「人間修行(じんかんしゅぎょう)」だと思って
逆に立ち向かってます。
本当に一生懸命やれば越えられない壁はないですね。
※今のところはですが。。
逃げる人がいるのも気持ちは分かりますが、
後の人生幸せではなさそうですw
ブックオフの買取はマニュアル通りに買い取るので、バイトでも査定ができるようになりました。その反面、少しキレイに表紙を磨けば高く売れる、とか分かるようになっちゃうんですよね。ビックリマンカードなど、子供用のカード系なんかも同じ。
インターネット広告に携わるようになり、アフィリエイトやクリック型の広告を見るようになりましたが、メカニズムを理解して賢くやれば儲かる側に回り込めるので本当に同じ。知ってる人は儲かるし、知らない人は分からない。ウェルクの医療コンテンツ問題や健康食品広告の問題も経済的なメカニズムが分かってしまえば、ある程度は儲けられることがわかる。それを少人数でやっていれば問題は起きないけど、派手にやると必ずどこかに問題が起こる。道徳的に破綻した事業って長く続かないんです。
この感覚を掴んでおいて社会の不便を解消する方向に起業家が行ってくれれば世の中は良くなると思います。
失敗はたしかに線引や意思決定が難しいですよね。少し経験がありますが、周りが見えない状態になり適切な意思決定ができないです。
また、セドリは一例だと思いますが、コスト感覚や商いの精神が小さい頃から持っている人は経営者には多い印象があります。
普通にアルバイトして時給1000円稼ぐよりも、効率的に稼ぐことに気づいてそれを量にして大量にすることで、辺に時給で稼ぐよりも楽しさに気づくはずです。
いま、CtoCをはじめとしたインターネットが充実してきているなかで、いくらでも稼ぐ手段というのは多いですし、そういう「ビジネスx夢中」にできる場はいくらでもあるなと思っています。
メタ認知という学習科学の言葉が出てきたのは意外でしたが、起業でも受験でもプログラミングでもメタ認知能力が高い人は熟達が早く、結果も出ます。
具体的には文中以下のような話です。
(追記:起業家・経営者を自負されている皆さんは岩澤さんのコメントも合わせてお読みになることをお薦めします)
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ビジネスをしている以上、1回の失敗は当たり前ですが、何度も失敗していると「失敗を総括する力がないのでは」と思わざるを得ない。そういう人は、しばらく会わずにいて、15年ぶりに再会しても、同じ失敗を繰り返しています。