ヤフーの副業募集に「4500人殺到」の舞台裏
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副業って、一般的な被雇用者であればあるほど自由に好きな仕事するのかと思いきや、みんなこういうのに応募するんですね。とにかく、ルールを作って縛って欲しい国民性なのかもしれない。
企業は様々な人材が欲しいが、正社員として抱えるのはコストもリスクも高い(今は社会環境自体が不確実ですしね)。それをうまく解決するのが副業という形での募集で、うまいと思います。初めから業務内容をかっちり定めずに「とりあえず来てもらう」でも成り立ちやすいですし、最悪合わなくてもお互いわだかまりがりできにくい効果もあるでしょう。
一方、求職者にとっても、副業したくても自分で食い扶持を見つけるのはかなり大変なので、企業の受け皿に対するニーズが高いのは理解できます。
基本的にはいい仕組みだと思いつつ、相当優秀な人でないとこの枠組みで活躍するのは難しい気もします。元々明確なポータブルスキルを持っている人はすでに副業してるでしょうし、そこまでではない人であれば、チャレンジングなミッションを与えて企業文化にも浸かりながら時間をかけて育成する必要があります。それを副業という形でやるには、ヤフー側に結構な工夫が求められると思います。
副業の一歩を踏み出せずに埋もれている人を掘り起こす効果が中心と思いますが、そのインパクトがいかほどのものか、注目したいと思います。面白い施策だと思いましたし、個人としても興味は持つ話でした。ただ、難しいのはマネジメントする側で、各部署には数名のアサインメントになるかとは思いますが、知見があり優秀な人材を副業で毎週数時間で組み込んだ形でどのように生かしていけるのか。単純なディスカッションパートナーとしてでも十分に新たな視点や刺激はあるとは思いますが、それ以上に活用できるものなのか。既存事業や会社の動かし方のキャッチアップだけでも相応に時間を要すると思いますので、どう会社側が活用できるのかの続報を期待しています