NY株3日続落、85ドル安 金融緩和強化の観測後退
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米国株式相場は下落。ダウ平均は85.19ドル安の27692.88ドル、ナスダックは64.38ポイント安の11146.46ポイントで取引を終了しました。
新型コロナウイルス追加経済救済策を巡り共和党・民主党指導者は交渉を再開する見通しで、当初の計画よりも規模を削減し5000億ドル前後の規模での合意の可能性が報じられ、上昇して寄り付きましたが、米国株式相場の重しとなったのは連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)でした。
主な内容は
(1) 新型コロナウイルス流行を受けた景気低迷からの回復について、5、6月に回復した雇用は減速した公算が大きく、労働市場の一段の「大幅な改善」は経済活動の「幅広く持続的な」再開にかかっているという見解が示された
(2) 次回会合での追加緩和の可能性にてついて言及がなかった
(3) FOMCメンバーは、年後半の見通しを引き下げ、更なる財政支援が必要だとした
(4) イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)政策の導入に当局が現時点で否定的であることが分かった
ことでした。
しかしながら、重鎮であるセントルイス連銀バラード議長は議事録を嘲笑うかのごとく、自身の強気な経済見通しを述べています。彼の弁では米国経済のダメージはエコノミスト達が予想している-6.5%ではなく-4%程とのことです。また、クドロー国家経済会議委員長も米国経済のリバウンドはかなり強烈でV字回復をしているとの発言もありました。これまで発表されてきた実際の経済指標の数字が予想よりも強い米国経済回復を示していることが彼らを強気にしている根拠と言えます。
やはり、今後発表される経済指標がどの様な数字になるかが株式市場の先行きを占う焦点となります。
#イールドカーブ・コントロール とは長期金利と短期金利の誘導目標を操作し、イールドカーブを適切な水準に維持すること。 「長短金利操作」とも呼ばれます。 国債買い入れオペレーション(公開市場操作)などを通じて長期金利を誘導する一方、当座預金への付利を調整するなどして短期金利を誘導します。金融全然分かんないのであえて読んでみたら、
分かんなかった。
GAFAは逆に調子良い、S&Pはわりと上がってる、なんで聞いてたけど、全体では下がってるしドルから他通貨に流れてるのか。
言うてもここ3日の話らしいから、こういうの読むときはタイムスパンと実際のチャートを並行して見るようにしよう。