【衝撃】配送員を縛る「ヤバい」契約書を読み解く
コメント
注目のコメント
配達員向けの契約書を読むと、「これはただの契約じゃない」ことがわかり、すぐにプリントして熟読しました。じっくり読むと、さらに疑念が膨らみ、「気軽な気持ちで配達員をやると痛い目にあう」ことが理解できました。
海外ではUber Eatsの配達員は、副業というよりは、本業でしている人が多いそうです。日本で配達員をしている人も取材をしましたが、日本でもプロ意識がないと、できない仕事だなと痛感しました。その昔、今は大手の一角と思えるくらい目にするようになった引っ越し会社で愚息がアルバイトの承諾を求めて来たので契約書を眺めたら「運搬時の破損の損害は本人が親と連帯して弁償する」という趣旨の記載があって、承諾は連帯保証の意味合いでした。故意や重過失ならともかく、契約はどう読んでも全ての補償を本人と親に求めています。実際の運用がどうなっているかは知らないけれど、その後ブラック企業という噂が出たことがあったようなので、かなりエゲツナイ契約を結ばせていることは間違いないように感じます。どんな高価な物を運ぶか分からない引っ越しでそれは無いだろうと断りました。専門的な技量なく職を求める立場は弱いもの。契約内容をしっかり理解することは重要です。くわばらくわばら・・・ (・・;
他の方もおっしゃっていますが「ヤバい」というのはミスリーディングと思います。ある意味資本主義の原点的な契約と思いました(この点UberやLiftがカリフォルニアで争っています)。ただ、逆に言えば報酬を中心にした契約のみで成り立っているので、会社への誇りとかブランドを守ろうという意識はどうしても希薄でしょう。ビジネスモデルとしては素晴らしいと思いますが、事故や不祥事に厳しい日本社会でどのようにかじ取りをしていくのか興味があります。