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台湾・可成科技、2事業を中国企業に14億ドルで売却

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    アルミ筐体で一時期、一世を風靡したCatcher。残念な展開。
    レンズはガラス筐体を手掛けているとなれば順当な売却先。

    (以下台湾系記事より中身だけ抜粋)
    ・Catcherが売却を決めた泰州工場でApple iPhoneの筐体生産を手掛けている。
    ・Catcher泰州工場の買収でLens Technologyは、工場建屋、設備、人員、受注を引きつぐことになる。
    ・泰州工場売却の理由についてCatcherの洪水樹・董事長は下記理由をあげた。 
     -国際貿易の情勢変化で顧客の戦略が変わった
     -サプライチェーンが価格競争に向かっているのを受け、携帯電話向け業務から緩やかに撤退することを決めたため
     -今後については、ノートPC、タブレット端末、車載用筐体の生産を手がける台湾台南、中国江蘇省宿遷、同省蘇州の工場における生産能力の配分や製品構成を見直し、利益率3割を目指していく。


    ・iPhone用筐体は、5割を鴻海傘下のFoxconn Tech(鴻準精密)が、3~4割をCatcherが供給している。
    ・その上で、Catcherの泰州工場売却は、iPhone用筐体の生産業務の4割を中国系企業に譲ることを意味する
    ・Catcherでは19年売上高915億6300万NTドル(1NTドル=約3.6円)の4割を泰州工場が占めた。
    ・Lens Technologyは携帯電話用ディスプレイカバーガラスでアップルとHuaweiの主力サプライヤー。


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