米、スノーデン氏の恩赦検討? トランプ氏、世論反応を見極めか
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ポピュリズムへの当否はあります。また、トランプ氏の場当たり政策は犯罪的でもありますが、この恩赦は大歓迎です。彼の告発は、アメリカだけではなく、デジタル専制社会への重い告発です。その意義を認めてほしいです。ただ、実現は難しいと思います。
追補
私のスノーデン氏への思いを私が連載した「令和のジャーナリズム同時代史」最終回から引用します。
「米国家安全保障局(NSA)などに所属していたスノーデン氏が告発先として選んだのは、ブラジル在住のジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏でした。その経緯は「暴露 スノーデンが私に託したファイル」(新潮社、14年5月)に詳しく記されています。スノーデン氏は、ニューヨーク・タイムズなど米有力紙に告発しても、米政府に取り込まれ握りつぶされると懸念します。そこで、どんな圧力にも負けないジャーナリストとしてグリーンウォルド氏を選び、極秘ファイルを託そうとします。グリーンウォルド氏は、デジタルに不慣れで暗号化通信ができず、スノーデン氏は身元を隠しながら懸命のアプローチを続けます。悪戦苦闘の末、やっと極秘ファイルを手にしたグリーンウォルド氏が記事を投稿したのは、英国のガーディアンでした」
彼の命がけの告発には胸打たれました、なんで今頃スノーデン?大統領として国家機密を暴露した人物をどう扱うのか、ということなんか考えず、単にオバマ批判に使えるか、自分の選挙に使えるかという点で悩んでいるのだろう。
トランプ以前の共和党でスノーデンを恩赦するということを決める人はいないでしょう。
スノーデンは、徹底的に小さな政府のリバタリアンですので、軍事力を重要視する共和党とは異なります。透明性を重要視するミレニアル世代のシンボル的存在でもあります。若い人は彼は無罪と考え、年をとるにつれ政府に対する反逆者と考えます。
恩赦となると、まさに、元民主党のトランプだからこそできることになります。
ターゲットを考えた選挙戦略が見えてきました。