おもちゃも「脱プラ」=削減・再利用で教育効果
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おもちゃ業界におけるプラスチック革新は、欧米から進んでいる印象です。「くら寿司」や「マクドナルド」のおまけ的なおもちゃは、比較的代替素材などに置き換わりやすい傾向があります。日本ではまだですが、イギリスのマクドナルドは署名運動を踏まえて、プラスチック製おもちゃを廃止するだけでなく、世の中に出回ったおもちゃの回収活動を始めると宣言しました。
一方で玩具メーカーは、耐久性があり取り扱いやすいプラスチックの特性を諦めることはできないためか、プラスチック廃止というよりも、環境配慮プラスチックへの置き換えが多いと感じています。
例えばレゴやアメリカのマテル社(バービーやミニカーのメーカー)などは、バイオマスプラスチックの採用を拡大しています。また、日本ではタカラトミーが発売しているL.O.Lサプライズ!(ドール)のMGAエンターテイメント社(アメリカ)は、生分解樹脂の採用をはじめました。アメリカのエデュケーショナル・インサイツ社は、パッケージも玩具として利用できる知育玩具をプロモーションしています。10年前から廃棄米を利用してプラスチック樹脂を製造し、おもちゃを製造しているスタートアップがあります。
アマゾンでも販売されており、大人気となっています。
削減、再利用だけではなく、素材から置き換えることを推進して頂きたいです。
http://www.biomass-resin.com/products/こういうおもちゃこそアップサイクル商品に仕立て直すことが十分可能なのでは?がちゃがちゃとかおまけのおもちゃなどの小さいものは、アパレル産業と提携して子供服のボタンなんかに変えていくとか。
すでに、プラスチックごみ処理が追いつかなくなっているので、そもそもの使用量を減らす取り組みも悪くないですが、業界横断でアップサイクルする取り組みが進んでも良いと思います。