【検証】資産運用のプロが判定。「FIRE本」3冊の再現性
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注目のコメント
ファンドアナリスト、FP、そしてミレニアル世代の1人として、「FIRE」関連書籍で紹介されている資産形成の再現性について私なりの見解をお話しさせていただきました。
労働環境、税制、金利水準など、ミレニアルを取り巻く日米環境の違いを挙げていけば枚挙にいとまがありませんが、工夫すれば日本でも再現はできると思います。
「経済的自立」の実現のためには何をすればよいか、是非皆さんのご意見もお聞かせください。この方たち、実際に経験しているのかな。海外はしらんけど、日本の話は机上の空論。これだけの資産規模になると、書類も一杯くるし、税理士その他と、いろいろある。賃貸マンション買えば、老朽化もするし、これまた大変。運用しても、プロでも苦労は多いし、気楽にできるわけがない。営業マンとの付き合い、銀行との付き合いもある、可処分時間が無くなる。
日本では、管理コストを含め、長期で考えると、フリーで5%は難しいだろう。
むしろ、楽するとか、遊ぶだけ、というのではなく、積極的に関わり、資産を元手に、新しい人生を始める、くらいがいいかも。資産運用が若者を中心にここまでブームになっているんですね。総じて株価や不動産価格などなどリスク資産の価格は、景気が良ければ上がる、悪ければ下がります。この10年間は、まさに景気が良くてリスク資産の価格が上がった時代でした。再現性は、景気が良くて上がる環境が今後も続くのか、と言い換えることができます。その際に考慮すべきは、米中覇権争いの激化、反株主資本主義の行方、反グローバル化の方向性、コロナ禍で積み上がる債務の債務処理、です。過去の延長に将来があるのか、構造的変化を経て屈折するのか、を考慮する必要があると思います。投資の手法として分散投資は正しい選択だと思います。ただ、長い歴史を振り返ると万能というわけではないので、金融リテラシー、メディアの真贋を見抜くメディアリテラシー、などお金に関する知識や教育は必要でしょね。