【水野敬也】本物のノウハウは、人を楽(らく)から遠ざける
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注目のコメント
このインタビューの第1回のコメントで、「『こうしたらヒットしますよ』と語り始めた時点でその人の仕事は腐っていく」
と書きましたが、すみません、第2回は完全にドヤ顔で語ってました。
なんでこんなことになっちゃったのかなって考えてみたんですけど、僕って自己肯定感が低いんですよね。
それで、自己肯定感が低いやつって、相手の顔色をうかがうじゃないですか。
で、「NewsPicksってドヤればドヤるほど良しとされる媒体」じゃないですか。
「ドヤってナンボ」「七転びドヤ起き」「NewsPicksの辞書に謙虚という文字はない」
「NewsPicksの六本木本社の入り口はIDカードじゃなくて顔認証でドヤ顔した人だけが通れる」
媒体じゃないですか。
そういう空気を察知して、慣れないドヤ顔を必死で作ったんだと思います。
だからこれは僕の責任じゃないんでね。全部NewsPicksが悪いんで。
引き続きよろしくお願い致します。『夢をかなえるゾウ』の作者、水野敬也さんのインタビュー第2回では、水野さんの「創作メソッド」に迫ります。(↑ご本人は「ドヤ顔」とおっしゃってますが、とても真摯に語っていただきました!)
テンポよく偉人の名言やエピソードが挿入されることで、ストーリーの説得力が幾重にも増しているのが『夢をかなえるゾウ』シリーズの特徴ですが、水野さんは「ひとつのエピソードを見つけるために、2週間図書館に通いつづけたこともある」と語ります。
「読者に喜ばれるコンテンツ」とは何かを、徹底して思考する水野さんの方法論は、もとより「ラクに真似できる」ものではありません。本当に役立つノウハウとは、ショートカットのためのものではなく、自分をいっそう面倒な作業へと追い込むためのもの…という言葉、至言だと思いました。