【佐藤健寿】人はどのように「未来を想像する力」を獲得したか
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常識に捉われずフラットに見て、本質的に物事を捉える。
現場に行き続ける写真家の方であるからこそ情報に惑わされない見方ができるのかもしれませんね。
旅は「不合理な状態」そのものを目的にしているようなところがある。
その価値は、何かによって簡単に代替されるものではないと思います。
複製不可能な「体験」を求め、海外に出たんです。情報に価値がなくなる一方、情報をもとに自ら動いて得るものこそが、これから価値を持つ
動機は「ただそこに行ってみたい」ということに尽きます。
私たちはとかく「国境=文化の境界」と判断しがちですが、実際には文化や民族の血は簡単に国境を越えていく。
そういう世界の現実を見ると、「国家」という単位で物事を語ることにどこまで意味があるのか、とも考えるようになりました
人はどうしても自分の生活範囲のなかで、目が届く範囲で、常識を作る。それはある意味当然のことなんだけど、それゆえに行き詰まったり、閉塞感に囚われたりすることもあると思うんです。だから、自分の活動を通じて知ってほしいのは「目の前にあるものがすべてではない」ということ
旅はそもそも、合理的であることに疲れた人たちが、わざわざ行かなくてもいいところに「行きたいから行く」。むしろ僕は、予測のつかない苦労やハプニングを求めて旅に出ているような気がします。
注目のコメント
人類がつくりあげてきた世界中の奇妙な風景や風習を撮影してきた写真家・佐藤健寿さん。一見エキセントリックで我々とはかけ離れたように感じる場所を次々と訪れるうちに見えてきたのは、様々な「普通」だったそうです。
昨年、「思考のスケールを拡張せよ」と自分自身をアジテートしながら制作したインタビュー連載「スケールチェンジャーが見る世界」が、装いも新たに再始動します。
今日から13日まで、NewsPicks上ではセイコー アストロンのスポンサードによる特設タブ「スケールチェンジャー」も開設中。映像・デザイン・エンジニアがチームになってつくった、NewsPicks Brand Designとしても新しい挑戦です。
https://newspicks.com/seiko
コロナによっていろいろな枠組みが揺らいでいるように見える今、我々をとりまく状況を捉えなおすヒントを得るべく、異なる視点や視座で世界を見てきた方々をインタビューしていきたいと思います。
昨年のバックイシューも合わせて読んでいただけるとうれしいです!旅を通じて非日常を体験していたようで実はいろいろな普通に気づくことができる。なるほど。
リメンバー・ミーの舞台の死者の日のように、どこの国でも死者にまつわる似たような文化があって、それがマダガスカルではお墓を掘り起こしたり、文化人類学学びたいな。メキシコ行きたい
-引用-
よく、旅ばかりしていると人生観や死生観がものすごく変わるんじゃないかと聞かれるのですが、いろいろな「奇妙」を見るということは、いろいろな「普通」があると気づくだけのことです。シンプルにかっこいいと思うは人は多いでしょうね。
それは他の何ものでもない自分の心の声をもとに素直に行動に移しているから。それをかっこいいと思うというのは、自分の目の前の世界でそれをやれている人が少ないから。
内発的動機付けは子どもの頃には誰にでもあったもの。
いつしか他人のことを考え、その期待に応えることばかりを考えるようになり、大人になると自分の心の声が聞こえなくなる人も少なくない。このコンテンツはそんな人々のきっかけになりそう。