米AT&T、日本アニメの配信会社売却でソニーと協議か…米報道
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AT&Tが傘下のCrunchyRollをソニーへ売却協議中、という報道。。AT&Tの業績不振からの負債圧縮の一環のようです。ソニーが金額次第では、もし、万が一応じる構えになった場合、ソニーはすでにCrunchyRollのド競合のFunimationも買収しているので、日本アニメビジネスの勢力図が大きく変わるかもしれません。なお、ソニーは今年4月に中国の日本アニメ配信のビリビリへの出資も発表していますし、全方位で張ってきています。
注目のコメント
21世紀に入って本格化した通信出身企業とスタジオ出身企業の制作から配信までの垂直統合を目指すコンテンツ覇権争いは、やはりスタジオ側に最終的には軍配が上がるのだと改めて実感している。
コンテンツって本当に扱いにくい商材なのでやっぱり扱い慣れた人たちが扱わないとダメなんだと確信している。これは昔、コンテンツに出ていきたいプラットフォーム的企業にいて、その模様を斜め横から見ていて実感したことで…企業文化の問題なんじゃないかな〜と思っています。クランチロールはキャリアの持ち物でしたか。いいサービスですよ、イベントも人気ですし、きっちりやってくれています。できればソニー、国産勢に運営して、作品の卵育成からエコシステム作りを出版社やアニメーション会社と組んでやってほしいです。教育とチャンス、一攫千金とセーフティネットの提供です。日本の漫画コンテンツの世界観は凄い。ハリウッドを作れない日本だが、SFとは全く違う世界観を作り表現することに長けています。
Netflixによって日本アニメのファンは確実に世界に広がっている中で、ソニーは今年5月に、アニメをグループ内の重要事業に位置付けるとの発表をしている。
その戦略を実行する上で、NetflixやAmazonにアニメ作品を提供するだけでなく、自前の配信プラットフォームでの配信は必要だったはずなので、ソニーにとってもいい話。
ただ配信サービスやコミュニティー形成についてはソニーは今まで経験がほとんどなかっただけに、クランチロールの人材をいかに活かすかが鍵になるだろう。