米カーライル、日本に1兆円超投資へ 企業再編増にらむ
日本経済新聞
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Private Equityファンドは私の出身であるカーライルに限らず、どこのグローバルファンドも日本市場への注目度をあげています。理由は、まだまだ低い上場市場規模やGDPに対するPrivate Equityディール、コングロマリットの事業再編気運や承継問題を抱えるオーナー企業の潜在数などです。
どこのファンドも調達には困っておらず、人材の確保が最大の課題という認識です。(コンサルやIBD出身者の転職先としてPE以外の選択肢が増えて来ているので。)Global投資ファンドからみると、「日本は最も注目が集まっている」という地域とのこと。物の見方によって停滞をピンチとみるか、むしろチャンスとみるかが180度変わる好事例か。
ちなみに、カーライル大塚さんは前職時代に社外取締役としてご参画いただき大変お世話になった。とても豪快で魅力的。あのお人柄で停滞感のある日本をどんどん変革いただきたい。3月に日本特化の2580億円のファンド立ち上がってましたが、それに米国、アジアの基幹ファンド、レバレッジも含めてより大規模な投資規模を考えているとのニュース。
これまで、業界再編系に外資が入るのは簡単ではなく、政府系の旧産業革新機構が再出発してるのも気になるところですが、コロナ禍は明らかに待ったなしを突きつけているので、今回こそは本当に色々と進みそうだと楽しみにしているところです。
健全な投資競争を期待します。