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日本銀行が国債を買って銀行等にお金を渡し、銀行がそれを民間に貸し出して世の中に出回るお金(マネーストック)を増やすのが量的金融緩和です。ところが、日本銀行が銀行にお金を渡しても、銀行がそれを日銀に預け返したら、世の中に出回るお金が増えません。それに気付いて怒った日本銀行が“銀行ども、いい加減にしろよ。これ以上日銀に預金をしたら、お前らの預金に金利を払うんでなく、金利を取るぞ”と脅して銀行の手元のお金を民間に貸し出さそうとしたのがマイナス金利政策です。それでも民間の資金需要が乏しかったので、銀行の貸し出しはそれほど増えず、日銀への過剰な預金(=ブタ積み)ばかりが増えて来たのが量的緩和の実情でした。
そうした状況が新型コロナウイルス禍で一変し、資金繰りに窮した企業がお金を借りたがり、日銀も中小企業に銀行が貸し出したら、その分に相当する預金に金利を払うと言い出した。マイナス金利という北風政策から金利上乗せという太陽政策に変わって資金需要も発生したら、銀行が貸し出しを増やしてマネーストックは増えるでしょう。
そのお金が有効に使われて企業と産業が元気に立ち上がれば良いけれど、不良債権化するようなことがあればいつかは必ず国民の税負担となって跳ね返ります。マネーストックが増えたのは量的金融緩和のあり様として狙い通りであるのでしょうが、量的緩和の当初の狙いと違って後ろ向きの資金需要で増えたものだけに、今後の行方が気掛かりです。
2か月連続で過去最大を更新したマネーストック。
手元を厚くして、借入も増やしてそれがひとまず預金に寝てるからの現象ですが、ここに家計の特別定額給付金が預金としてのっかってきてますよね。

ちなみにさかのぼると、2003年3月の16.6%以来の伸びとのこと。その頃はイラク戦争とSARSと。

そんな2003年の夏って、ヨーロッパ熱波で、フランスでは夏に1万人以上亡くなった年。

感染症に加えて猛暑まで似てるんだなと思うと、どっと疲れます。