コカ・コーラが今、自販機に積極投資する理由
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コカ・コーラーは今後も自販機にある程度の経営資源を投下しようとしている。国内約200万台の自販機のうち約70万台が自社というトップシェアが故、既存資産の有効活用を考えるというのはそうなのだが、ライバルのコンビニも更に進化を迫られている中、かなり厳しい経営環境が続くというのは間違いないだろう。そう言えば自分も自販機はあまり利用しなくなったな。。。
全国の清涼飲料の自販機台数は約250万台と言われており、コンビニの6万台の40倍の設置台数とカバー率の高さがすごい。人口当たり自動販売機設置台数は日本が世界の中でもトップです。
自販機一台当たりの年間売上は100万円くらいとのことなので、本数ベースで1万本、1日30本程度が売れる計算。
自販機で売れる清涼飲料の売上が5兆円程度なので、40%程度が自販機で売れているという超主要チャネルです。自販機大国日本におけるさらなる進化が楽しみです。
ソース:https://www.jvma.or.jp/information/fukyu2016.pdf粗利益の約40%を自販機が稼ぐと記事にあるように、自販機は儲かります。そのため、自販機の設置にメーカーは躍起になっていました。ただ、その自販機を管理する人がいるということを忘れてはいけません。自販機管理業界は基本的にブラックだと言われており、労働組合さえありませんでした。今はそんな状況を変えようと企業の枠を超えた組合が結成されています。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/38263
↑記事にはコカコーラ系のベンダーの労働者が組合潰しにあっているという記事です。同組合は某大手飲料メーカーに申し入れをしていますが対応されていません。対応すると利益率下がりますからね。そういった企業がサステナビリティを打ち出しているのには違和感があります。