マスクは「皆が着けているから」 日本人、「感染防止」関係なし
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今月の月刊『Voice』誌の寄稿の中で筒井清忠さんは戦前の大政翼賛体制とコロナ禍の社会を比較し、共通点を「上からの法制的強制力は強くなかったのにもかかわらず、下からのポピュリズム的同調圧力はきわめて強いものがあった」と分析していた。この調査は筒井さんの分析の結論である日本人の「ポピュリズム的同調圧力の強さ」を裏付ける調査と言えるのではないか。
作家の吉村昭は『東京の戦争』という作品で「戦時中には軍と警察が恐ろしかったと言われているが、私の実感としては隣り近所の人の眼の方が恐ろしかった」という言葉を残している。残念ながらコロナ禍の日本社会でも「隣り近所の人の眼」を気にする「同調圧力」が現れている。終戦記念日を控えて、戦争の悲惨さを伝えることは結構だが、コロナ禍の日本社会に蔓延する戦前と強い類似性のある「ポピュリズム的同調圧力」にも注目して欲しい。どんなアンケートをとってどんな分析をしたのか・・・元データがみたい・・・っていつも思う。
https://kikou.doshisha.ac.jp/news/2020/0807/news-detail-235.html
英語の発表のみ(翻訳がめんどくさい・・)
以下、気になった点
▼調査日3/26〜31
この期間は新規感染者数が100-200/日で第1波が始まる初期段階であるってこと。1波のピークは600-700/日・・・つまり、この調査の時と感染者が増えた後で人々の意識がかわる可能性は十分にあるということ。
最初は同調圧力がメインでマスクしていたとしても感染者がドンドンと増え、感染が怖くなって『流石にヤバそうだから』とウイルスがメインでの着用にかわった人はそれなりにいるだろう。
▼マスクの着用率
図1を見ると数字こそないがだいたい『A常時50%・B時々30%・ぜんぜん20%』だと思う。感染が拡大する初期段階だけあって、着用率は低い。
研究では『社会の規範を重視するほど着用率が高かった』と書いているが・・・そりゃそうでしょ・・・って思う。
感染が拡大した後はマスクの着用率は確実にUPしてると思う。その時には同調圧力も強まっていると思うが、本気で怖くて着けているって人も増えているだろうと思う。
▼細かな部分は見られなかったがネットでのアンケートということで対象の年齢層は若いことが考えられる。若い人にとってこのウイルスが健康リスクの低いってことは初期段階から知られていたと思う。
そういうのは結果にも影響すると思う。
僕が高齢者なら同調圧力なんて関係なくマスク着用すると思うから。私は都心に行く時以外は、マスクをしなくても歩ける道を選んで歩き、マスクをしなくても済むように努力しています。
スーパーやニトリに着いたらマスクします。
要は飛沫を飛ばさない、飛ばされなければ良いという理解です。