これぞ“アメリカンSUV”! ジープ・グランドチェロキーSRT8&トラックホーク試乗記
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注目のコメント
グラチェロの紹介で、この導入文とするなら、こうはならない気がする。
例えば。
〈記事引用〉
『2009年春、クライスラーがチャプター11を申請して経営破綻し、フィアットの資本を受け入れた。両社はのちに合併し、現在のFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)となった。再建が始まったばかりの2010年に発売されたのが、現行型グランドチェロキーだ。』
私ならその後こう続ける。
「追って2011年にメルセデスMLクラスがモデルチェンジし、3代目となった。そう、現在はGLEと名を変えたメルセデスMLクラスとグランドチェロキーは同一プラットフォームを使用する共同開発車だ。
クライスラーが窮地に陥った1つの要因であるダイムラークライスラーアライアンス、その時代最後の名残、それが現在のグランドチェロキーなのである。
そのグランドチェロキーだが、実はダイムラーと同じ素材を使いながらしっかりチェロキーらしさを出している佳作車なのだ。
チェロキーらしさ、それは第二次大戦時のウイリス型ジープから連綿と受け継がれている、悪路を走行するクルマはどうあるべきかと言う哲学だ。
資本関係がどうであれ、その哲学が変わらず残っている事は大変喜ばしい事である。」