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シリコンバレーに住むジャーナリストNaoとyoohee、"セレブ投資家"Rayが、USの最新トレンドから近未来を予測する。
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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
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この分野は大雑把に分けるだけでも4象限ある。C向け/B向け、オンデマンド/スケジュールド。
本特集は主に、コロナ特需のフード宅配を代表に、主にC向けオンディマンドについて触れられているように見えるが、市場規模は圧倒的にB向けスケジュールドが大きい。オフィスやリテールに毎日〇時に集荷・配送、の類である。
オンディマンドは近年急増してきたとは言えまだB向けに比べ小さく、薄利で競合も多く儲からない、やっかいな領域である。
その意味ではB向けで無人化は進むかもしれないし、やりやすいのはスケジュールドのロングマイルのほうだろう。実際その分野のトラック物流は無人運転の実証実験が進んでいるし、医薬品の病院向けドローン配送Ziplineなどもがんばっている。
総論、ラスト(ワン)マイルには弊社でも一社投資しているが、それが無人化するスピードは正直読めない。一般論で言えば、それは人々が思ったよりも超長期で時間がかかる、が、一度普及すると驚くスピードで浸透する、過去歴史上あらゆるテクノロジー/イノベーションがそうである。
その意味では、今後どんどん短期で世の中こうなる、と思うのは危険でもあるだろう。
Uberがポストメイツを買収したのはロボットは理由のひとつであったかもしれないが、少なくとも主眼ではない。フード宅配ビジネスのロールアップ戦略の一環である。
新型コロナパンデミックによって、アメリカではオンラインショッピンが激増。特に、食材や食事のデリバリーはコロナ前に比べて約30%伸びています。
巣ごもり消費、そして何より人に会わずに物が買えるのが最大のポイントです。
私もその例外でなく、これまでサービス費用もかかるし、欲しいものが手に取れないんだから、「食材などオンラインで買わない」、と思っていたのに、条件が揃うと、今やデリバリーしか使わなくなっています。慣れというのはすごいものですね。
「なんでもデリバリー」に罪悪感を感じなくなると、ここに次はどっと宅配ロボットが入って新たな市場が生まれるなというのは肌感覚でも良くわかります。
明日は、宅配ロボ「スターシップ」と自動運転車をデリバリーに転用するポニー・エーアイのサービスを現地から動画レポートします!
これを見る限り自動運転車が有力オプションに見えますが、消費エネルギーでロボが、時間の早さでドローンがどう戦うかという構図でしょうか。トヨタのeパレットはその後の開発はどの程度進めているのか気になります。一方で、このチャートにないが重要な要素は、導入コストと安全性。この辺りはまた別途の記事での深堀を期待します
このボトルネックを回避するために、宅配ロボットや自動運転車などが開発されているというレポート。いろいろな企業がこの市場に参入しているのがわかります。
もっと進めば、二足歩行のロボットがデリバリーする時代になるのでしょうね。
Walmartは逆に、デリバリーせずにドライブスルー形式で、スマホでの事前オーダーの後に店舗に商品を取りに来てもらう、という発想でコロナによる需要増をうまく摘み取っています。
沢山の、陸上ドローン、空中ドローンがありますが、安全性で、陸上ドローンがダントツに有利です。
高齢化が進む街で買い物難民向けのデリバリー事業に少しだけ関わったことがありますが、普及の壁は認知でも機能でもなく「心理」でした。ロボットやドローンが大切な荷物を運んでくれることを心理的に受け入れるかどうか。
そこでいうと本質ではないですが、ロボットの見た目とか声とかも大切になってきますし、例えばNHKの朝ドラとかでそういった光景が親近感をもって描かれたりすることも大切ではないかと思います。サザエさんの三河屋さんがロボになったとしても親身に感じる演出が求められます。
まずは大学や大型マンションなど小さな空間から始まるのではないでしょうか。ちょっと大きなマンションの場合、1階にコンビニがついていることが多いですが、これはもうマンションのインフラとして今の技術で各部屋への自動配送ができるはず。