GAFAのようなイノベーションを実現する会社は「3階建て」構造だ!
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2階建てのイノベーションとはよく言われてきたが、田所さんはそれを更に分けて3階建て構造とすべきとの指摘だ。
2階と3階の違いは、2階は「新規事業」、3階は「イノベーション」。前者は既存事業に関連した現実的な事業などを指しているとのことで、いわゆる「SIFT」領域だと理解。後者は「破壊的イノベーション」とのことで、いわゆる「JUMP」領域と理解します。
新しい事業を考えると、従来事業の頸木から逃れられない、即ち価値観や予算の縛り、短期的人事評価の縛りなどなど、旧来の組織から分離して例えば社長直轄で行うべし、という価値観はよく分かる。即ち、1階と2階は完全に分離した方が良いということ。しかし、新しい事業を新しい独立した体制、即ち既存事業の頸木から解放された組織で検討できるならば、新規事業開発はSIFTもJUMPも区別はない。新しいアイデアが例えば既存の知財を活用したものなのか、全く誰もやったことのない新しいアイデアなのかは関係あるまい。
即ち、現実的には、2階と3階をあえて分ける意味はないと考えます。それより、まず1階と2階をちゃんと分けましょうよ、社長!!と言いたい。ほぼすべての企業は分けられていないのだから。