インド旅客機が着陸失敗 17人死亡、数十人負傷
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インドに5年半勤務中ハイデラバードの空港で強い雷雨の為着陸がうまく行かず、滑走路に強く叩きつけてタイヤがパンクしてやっと止まった事を思い浮かべます。消防車が周りを取り囲み滑走路で下ろされました。またインド製の小さな旅客機ではニューデリーへ向かう途中熱風でこの葉の様に揺れ、機内の酸素が不足して乗客の半数が気分が悪くなり、私も手が痺れてきたのを感じました。大きな事故にならなくてもインドでは天候が急に悪化して問題が起きるフライトも多い気がします。
注目のコメント
コジコーデは以前はカリカットと呼ばれていた都市です。事故当時はアラビア海からの湿った西風の影響で活発な雷雨が発生しており、着陸に際しても一度目は向かい風となるよう滑走路の東方向から進入していましたが断念し、二回目にあえて追い風で進入、着陸したところでオーバーランしてしまったと報道されています。
活発な雲があると機体の姿勢の維持が難しくなるため、それを避けて着陸できるようにしたものの、追い風のために接地点がのび、滑走路が雨でぬれていることも相まって残りの滑走路の距離では止まれなかった、という航空事故として頻繁に発生しているパターンなのではないかと想像されます。
この事故のパターンは大手エアラインでも別に珍しいものではなく、たとえばエールフランスが2005年にカナダのトロントでやはり悪天候をきっかけとして滑走路への接地が遅れたためにオーバーランする事故を発生させています(このときは滑走路の先が崖などではなかったために乗員乗客は全員生還しています)。
接地が延びている、と思った段階でためらわず着陸をやり直すべきなのですが、パイロットも人間ですから「今回下りられなければほかの空港へいかなければならない(自分の翌日以降などのスケジュールに響く)」「自分の操縦技量が劣っていると思われたくない」といった理由で着陸のやり直しという判断ができない場合があります。雷雨の場合はいつどこで発生するかの予測が難しいため、事前に十分な燃料を搭載することができず、着陸のやり直しを何度もやるような燃料がなかったのかもしれません。
今回はパイロットが2名とも死亡してしまったとのことで、このような本音の部分の事情聴取をする機会は失われてしまいました。ボイスレコーダーや会社関係者からの証言で事故原因を追究するしかなさそうです。合掌。エアインディアエキスプレスはLCCです。
バンガロールとシンガポールを片道200$でつないでいるので
何度か使ったことがあります。
明日は我が身かもしれないので、
インドのLCCは避けるべきですね。
コロナの影響で、メンテナンス落ちているのか
そもそも航空会社として構造的な問題があったのか、
きになります。