残すはシビックのみとなった過激モデル ホンダにとってタイプRは本当に必要なのか? - 自動車情報誌「ベストカー」
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ホンダは良くも悪くも伝統とか継続に拘らないメーカー。
モデルチェンジ見てるとわかるが、ガラッと変えてしまうのが多い。
なので、タイプRもそんな感じのイメージです。
タイプRやユーロRと名付けてるが、実は一貫性のあるブランドに仕立てたかった訳ではなく、とりあえずスペシャルなモデルに名付けてただけかと。
最初の初代NSXタイプRは、元々アキュラブランドの高級ミッドシップクーペを作ると言うコンセプトから始まったNSXが、結果的にF1イメージから高性能車としてデビューする事になった。なもんでチグハグな部分がいくつかあった。
フロントに組み込まれたコンプライアンス機能など、走りをスポイルする部分。
こう言うのを排除したスーパースポーツに寄せたのがタイプRだった。
3代目インテグラはせっかく高回転型B18BのVTECを載せたのに、世界初のVTEC載せた先代インテグラの様なスポーツイメージが薄れた。なもんでこのB18Bをさらに磨いたスポーツモデルを仕立てた。コレが初代インテグラタイプR。
EKシビックSIRも先代EGより走りを磨いたのに今一つだったもんで、インテグラ用B18Bをベースに作ったスペシャルなB16Bを載せた。コレが初代シビックタイプR。
アコードも走りの良さが伝わり難いので、ユーロRを仕立てた。
インテグラ、シビック、アコードはその後モデルチェンジしてタイプRやユーロRを引き継いだが、その評判とは裏腹に販売は下降気味。なのでやめた。やっぱミニバンでしょ、と。
シビックだけは欧州モデルを販売したりしてたが、
根強いファンがいるので急遽仕立てた。エンジンもそれまでのホンダエンジンではない(コンサル設計?)2Lターボへ。
現在はニュルブルクリンク北コースの前輪駆動車レコードを争う為に、ライバルのルノーメガーヌRSに照準を合わせたクルマとなった。