米、7月の失業率は10.2% コロナ感染再拡大、雇用に影響
コメント
注目のコメント
トランプ大統領は、今回の雇用統計の数字がBIG GAIN(凄い数字)になると豪語していたが、確かにコンセンサスを全て上回る結果となった。大統領は通常、雇用統計の発表前夜に数字を事前に知るはずだが、トランプ大統領はその前から凄い数字が出ると言っていた。単に思い込みで主張し、たまたま雇用統計の結果が良かったのか、あるいは通常とは異なる方法で知っていたのか。なんとなく気になるなー。どちらにしても、大統領が事前にこうした指標にコメントしていいわけではない。
ADPは弱かった中で、本番の雇用統計は予想160万人に対して176.3万人とポジティブ。
マーケットは最初ほとんど反応なかったが、そのうち債券安(10年債利回り0.53%→0.57%)、ドル高(ドル円105.6円→105.9円、ユーロドル1.182→1.178)、株も引けで最後にプラス着地。
不況のタイミングは、悪い数値だと緩和期待で上がり、良い数値だとそれが遠のき逆にマイナスになることもある。今はその様子見の中間という印象。
失業給付が期限切れ・見直し、またコロナが再度広がり再度行動規制などに動く週もある中で8月はどうなっていくか。