原爆投下から75年 式典で広島市長「核兵器禁止条約の締約を」
NHKニュース
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戦争の悲惨さを知ることは抑止力として何より重要です。
一方で、戦争を二度と繰り返さないためにどうすべきかという知恵が今の私たちには足りていないように感じます。凄惨さや犠牲だけがフォーカスされると、それに至るまでの経緯や心理が見落とされ勝ちになります。
その知恵がなければ、同じ状況に陥ったとき私たちは気付かずにまた同じ轍を踏むかもしれません。コロナ禍での行き過ぎた同調圧力や、一部の利権保護を優先する施策には、戦時下と同じ匂いがします。
注目のコメント
コロナ禍の中の異例の原爆の日です。それでも安倍総理大臣のほか、およそ80の国の代表などが参列します。人数の制限や届けられる折り鶴の減少など寂しいニュースもありましたが、このコロナ禍にあって、この式典が開かれる意義をかみしめたいてす。風化させないために報道は創意工夫をしなければいけません。一連の事前報道で目を引いたのはNHKのBS1スペシャルの番組でした。被爆者3人、当時新聞記者だった男性、妊娠中の主婦、小学生の日記をもとにジャーナリストや学生、子どもたちがチームを組んでSNSで当時の様子を再現しながら発信するというものでした。75年前を今にシンクロさせる取り組みは新鮮です。デジタル技術の進展で新たなアーカイブも可能になりました。「この世界の片隅で」のような素晴らしいアニメも登場しています。決意と思いのバトンはつなぎ続けなければなりません。
被爆から時がどんどん経過し、被爆を経験した当事者がいなくなってしまう日は確実に近づいています。核廃絶に向けた運動を次の世代に。これをスローガンとしてではなく、被爆者のみなさんからのバトンをどうつなぐのか、私たち一人一人が自分事として考えなければならないと思います。