英ヴァージン航空、米破産法15条の適用申請 資本再編計画の一環
コメント
注目のコメント
よくあるのはいわゆる法的整理に相当する11条の適用ですが、今回は15条で、いわゆる国際倒産手続きの一つであり本国のイギリスでは法的整理とはなっていないのが特徴と言えます。
すでに先月中旬までに15億ドルの資金調達のメドがついたと報道されており、裏では私的整理も進めていたものと想像されます。今回はこの再建計画を動かすにあたり、機材のリース主が米国にあり、リース料の支払いを遅らせるか軽減させるために15条を適用したと考えると大方の辻褄があいます。
特にヴァージンアトランティックの運航には支障はないと考えられますし、むしろ再建していくために必要な手続きを順当に踏んでいる、というニュースになります。
日本でも現時点では航空会社はDebtによる資金調達を行っていますが、今後はこれをEquityに切り替えていくような動きになるのかもしれません。谷村さん、わかりやすい解説ありがとうございます。
もう元の生活には戻れないという話もありますが、各航空会社にはなんとか持ちこたえていただきたいです。
またパリにも、ハワイにも、私の場合インドにも自由に行きたい!英ヴァージン・アトランティック航空は、7月時点ですでに株主と債権者から1600億円の金融支援を受けることを発表していました。
約半数の株式を保有する米デルタ航空は、債務の返済猶予や免除を行う姿勢を示しています。