100か国で学校の再開時期決められず 「史上最大の混乱」国連
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現在進行形で、8年目の夏季英語セミナーSummer in JAPANをオンラインで開催中です。学びの場をオンラインに移行するハードルは、通信環境や家庭のリテラシーなどもありますが、一番痛感していることは、すべて「明文化」すること。
物理的に生徒がいればささっと5秒で教えてあげられるようなことも、全てテキスト化して連絡しなければならない、これは意外にもかなり難しい点です。さらに、柔らかい口語ではなくなるので、受け取る側の気持ちを考えた言い方にしなければならない。
人がいかに物理的なコミュニケーションに頼っているかを実感しつつ、ひたすら学びの毎日です。現在190か国でおよそ16億人が教育を受けられない状況は異常。
・かろうじて学校再開できている国・地域・学校(元通りに近い)
・自宅学習を推奨している学校(退化)
・完全オンライン移行できている学校(進化)
格差はますますひろがるばかり。
特に途上国の状況が心配です。直近10年で積み上げてきた支援が水の泡になってしまったという声も聞く。
親ができることは、このような状況の中でいかに正しい判断ができるか。オンライン教育に移行することが「どうなるかわからないから不安」という声をよく聞く。でも、大人が子どもたちに見せていかないといけないのが、不確実な状況の中で意思決定する、その姿ではないだろうか。私のいるフィリピンも学校の再開時期が決まりません。年内は対面式の授業をおこなわないと言っていますが、要するにいつ再開するかは分からないのです。
オンラインで授業を始めようにも、貧富の差が激しく、環境が整えられない子供たちが殆どです。
日本はいろいろ言われていますが、フィリピンからみていると贅沢な悩みです。
完璧にできなくても、徐々に進んでいる所は凄いと思いますし、羨ましく思います。
日本の子供達には、勉強できることに感謝してもらいたいです。