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アメリカと日本のTikTokは随分違って同じものとは思えないと娘たちに聞くけど、親がTikTokの長時間使用を黙認しているのは、これがただの時間の浪費ではなくクリエイティビティにあることだとも思うし、それを実感する。
中国共産党も自由な資本主義を踏みにじる行為だと批難しているがもはや負け犬の遠吠えの様相でメディアもほとんど取り上げない情けなさ。今回の米国冷戦はトランプが圧勝の様相。
しかし返す返すもマイクロソフトが本当に買うないしは買うことを検討する意味がわからない。事業的な隣接点、メリットが、その金額と政治的な様々な煩雑さと天秤に比べて見合わない一方で、兆円単位出すならもっと欲しい買い物は例えばノーコード系とかたくさんあると思う。
とするとどうしても密約のような陰謀論めいた想像が働いてしまう。ところで先日のCEO議会招聘をビッグテックで唯一免れたのはマイクロソフトだけである。
これでは政治的な力でつぶし、あるいは米国企業に買収されていくとなると、
これからはかなり恣意的に海外の企業を潰していいことになる。
強権政治を取る国はますますそのようになる。
いずれその付けはアメリカの企業にも回ってくる。
どんなに消費者に愛用されても、ある日突然、政治的な力でそのアプリはつぶされていく。
TikTokの後、中国からアメリカにわたってすでにアメリカの国籍を持っている人が作ったZoomも揚げ玉になる。
さっそくZoomは中国と関係なく、中国ではサービスしないことにしたそうだ。
https://www.cnbc.com/2020/05/27/tiktok-bytedance-profit.html
貿易摩擦に関しては、「輸出の自主規制」「輸入自由化・市場開放」「現地生産の拡大」などで対応してきましたが、80年代に入ると貿易摩擦から経済摩擦へとエスカレートしました。
85年のプラザ合意が有名ですが、内需拡大や公共投資、金融自由化、独占禁止法といった制度問題などについても米国は我が国に対し様々な要求を突きつけています。
立場の弱い我が国が基本的に要求を受け入れたため「貿易戦争」「経済戦争」にまで発展しませんでしたが、我が国の経済力が大きく損なわれる結果となってしまいました。
私も大学やシンクタンクの研究者たちとの交流がありますが、この時代の日本の動向をしっかりと研究しており、それが政策として表れている印象です。
「目には目を」的な対抗策を両国が取り合えば、両国関係は泥沼化してしまいます。正常化へのきっかけを早急に見つけてほしいと思います。
ちなみにマイクロソフトは+5%超で取引を終えています
個人的には、MSにとってのメリットは、政府との関係強化以外に無いと思いますが、そこまでしてTiktokを買う必要があるのか疑問です。もはや買い手はMSに限定された訳で、いかに安く買い叩けるのかという勝負になったかと思いきや、買収金額の一部を政府への「上納金」として納めなければならなそう。多岐にわたる関係者を満足させるのは、かなり難しい舵取りが求められるトランザクションになりそうです。
本来であれば、Tiktokはまだマネタイズの仕組みも整っていない事業ですし、これだけブランドイメージが棄損されてしまっている上に、買い手がいないと事業価値はゼロになるので、元々想定されていたものからは大幅に低い評価額になるべきだと思います。
元の発言などを全部見たわけではないので、Nakajimaさんのコメントが助かる(ありがとうございます!)。それを基にすると、MSの中国撤退とのバーター?Google・Facebookは中国で禁止をされているなかでビッグテックで中国で強いのはMSではあるが。
TikTokerなどTikTok発のインフルエンサーがいるくらい巨大プラットフォーム。
ただ、インスタも似たようなものを始めるので、すぐに変わるかもしれない。